【みずほ台ASK】出題者の意図を読む。誘導に乗っかる。

どうもこんにちは、エイメイ学院のASKです✋️

 

数学の入試問題を解いていると良くわかるのですが

 

問題には「出題者の意図」があります

 

入試問題は、その学校の先生がつくります

 

問題作成をした人が「どう解いてもらいたいか」を問題に込めているわけですね

 

例えば、以下の問題

 

<京華高校 2024>

 

問題文の条件から、平行線が見えて欲しい。(2)はそれを使う問題です。

さらに、(3)も同様に平行線ですが、(2)と少し様子が違うから気をつけなさい。

 

という意図を感じます笑

 

とまぁ、ASKの主観が入ってはいますが

 

ある程度の練習を積むと、↑みたいに出題者の意図が見えてきます。

 

 

これ、結構レベル高いことです

 

しかも、意図的に練習しないと、この視点は習得することが出来ません。

 

 

なぜなら、普段の定期テスト勉強や北辰テストの勉強でさえ

 

1対1の解法パターン暗記になりがちだからです。

 

つまり、「問題があり、その解き方を覚える」

 

それである程度のレベルまではいけます

 

 

しかし、その先を目指していくのであれば、1問1問にじっくり時間をかけ

 

出題者の意図を汲む練習が必要になります。

各小問の流れを読み取ったりとかね。

 

ASK、この前の天下一授業会では、そのようなプリントをつくりました✋️

 

<ASKオリジナル問題 2024>

一つの問題に対して、いろんな解き方を考える

 

かつ

 

それぞれの小問がちゃんと誘導になっている。

 

(1)(2)を使って(3)を解く、みたいな

 

 

数学の問題とは「登山」のようなものです

 

頂上は一つですが、そこに至るまでのルートは沢山ある

 

初見の入試問題においては、制限時間内でベストなルートを探らなけれればならない

 

だから練習時に、じっくり考え、問題に取り組むんです。

 

別解の存在を意識しつつ、一番効率の良い方法を見つけていく。

 

 

こういう練習が出来るテキストはなかなかありません。

 

たぶん、ほぼない

 

しかし、数学を武器にしていくのであれば、別解の存在はメチャ大事

 

ぜひ、興味があったら解いてみてください✋️

この記事を書いた人

村上飛鳥ASK

どうもこんにちはエイメイ学院のASKです✋️
EIMEIグループ全体の数学科の責任者をやっています。普段はエイメイ学院みずほ台校舎に在中。
公立私立問わず毎日、数学の入試問題を解いています。定期テスト対策・公立高校入試から、難関私立・国立高校まで幅広くご対応いたします。
2024年度から中学受験に参入予定。