先ほど、大学附属校志望の生徒と面談を小一時間ほどしてきました。
受験校の相談から具体的な勉強法までいろんなことを話したのですが、
進路選択の中で、忘れがちだけど大事なことがあるなと思っています。
それは、
進路選択とは将来の可能性を狭めていく行為
であることです。
特に、附属校はわかりやすいのですが、
〇〇大学附属にいけば、基本的には〇〇大学ならいくことになります。(もちろん例外はありますけど。)
〇〇大学で、中学生の時点で学びたいことが、決まってればいいのですが、
決まってなかったとしたら、〇〇附属に通ってから決めることになりますが、学びたいこと・やりたいことが〇〇大学にはない可能性もありますよね?
高校は理系か文系か程度ですけど、そこから就職するのか、専門学校に行くのか、大学に行くのか。
大学に進学したとしたら、勉強の内容はより専門的になっていきます。
進路選択をするたびに、自分の将来の選択肢は狭まっていく。
小・中学生の時は無限の選択肢が与えられてるのに対して、この進路選択をするたびに将来の可能性を狭めてるのが、イメージできますかね。
言語化するの難しいなぁ。笑
公立高校とかでも同じです。
埼玉No.1の公立高校・浦和高校に行けば基本的には東京一工(日本の国立大学の四天王)を目指すことになりますし、
偏差値50前後の公立高校に行けば、卒業後は半分くらいは専門学校か就職することになります。
この高校を選ぶという行為、実は結構重いことなんですよ。もっと真剣に考えて、決めないといけません。
もちろん、たかが高校。どこに行こうが、軌道修正はいつでも可能です。
が、それでも選択肢の幅は狭まっていくというイメージは持ってないといけない、と僕は思います。