【100万円の学び】ソヨカふじみ野

卒業研究の締切が過ぎている…!

大学4年時の悪夢のような思い出

卒業がかかったレポートの締め切り日と他のレポートの締め切り日を間違えてしまった

ふとした瞬間に友だちに言われて、大事な卒業レポートの締め切り日を過ぎてしまったことに気づいた

時すでに遅し

言い訳ではないけれど、大学からの課題、バイト、部活の引き継ぎなどが色々と重なってしまっていた時期だった

深夜に重い気持ちで担当の教授にメールをした

正直に、締め切り日を間違えてしまったこと

色々とやることが重なっていて余裕がなかったこと

どうしても卒業をしたいので、どのようにしたら良いか

そのことをメールにて伝えた

すぐに教授から返信が来て、翌朝いちばんに教授室に来てください

やらかしたーーー

せっかくここまで単位を取得して、あと一歩のところだったのに、、、

大学は1年間で100万円くらい授業料がかかる

たった一つのレポートのために、その100万円を払わなければならないのか、、、

内定が決まっていた会社に辞退を申し出なければならないのか、、、

先のことを考えて、絶望的になった

夜はあまり眠れず、朝は重い足取りで教授室へ行った

教授室に入り、ソファに向かい合わせで座った

「飯塚くん、レポートはいつ出せそうかな?」

「レポートをしっかりと提出してくれたら、今回のことは特別に何とかしてみます」

「私もね、研究が重なる時は忘れてしまう時がある。だからTo doリストをつけています。こんな風にね…」

叱られたり、留年の話をされたりすると思っていたので、こんな風に話をされるなんて驚きだった

レポートの締め切りを特別に延ばしてくれ、さらに課題を進めていくやり方も教えてくれた

普段は鬼のように厳しい教授だったのに、その時は仏に見えた…

そのあと、無事にレポートを提出でき、そのまま卒業することができた

あの時のことは生涯忘れられない

今でも生徒たちには失敗経験とともに、TO DOリストの有効性は話している

自分にとってTO DOリストは100万円の学びだった

大事なことを教えてくれた教授には今でも感謝しています

この記事を書いた人

飯塚豊(づかっち)