大問1 基礎計算
1年生の序盤の正負の数や文字式の基礎計算から3問出題。中学数学の基本の計算なので、符号ミス等に注意して、確実に点数を取りたい。
大問2 関数の判別
大問2では問題文から、それが関数になっているかを判断する問題。「xが決まったらyが決まるもの」という関数の概念を理解している必要がある。
大問3 比例の考え方
xが2倍、3倍になると、yも2倍、3倍になるという比例の考え方がわかっているかを問う問題。易しい問題なので、確実に点数を取りたいところ。
大問4・5 方程式の計算
今回のテストのメインと言っても過言ではないであろう方程式の計算が、約30点分出題。分数や小数など複雑なものもあるが、ここをいかに落とさないかが非常に大事になっている。計算がメインとなる場合のテスト範囲のときは、教科書や問題集を繰り返しといて、ミスのないように得点できるように勉強するのが必要。
大問6・7 比例の式
比例定数の意味、比例の式を立式する問題。教科書・問題集をしっかりやっていれば難なく解くことができるであろう問題になっている。
大問8 方程式の計算
大問5の続きで、方程式の計算が2問出題。ただ、分数と小数、( )つきと、複雑になっているので、ミスに気を付けて処理したい。
大問9 式の値
xの値がわかっているので、そこから代入してaの値を求める問題。これもよくある問題なので、似たような問題を解いていれば難なく解くことが出来るであろう。
大問10 式を求める
問題文や表から、比例の式を求め、値を求める問題。教科書・問題集レベルで解くことが出来るので、素早く処理することを心がけたい。
大問11・12 方程式の文章題(個数と代金,過不足)
今回の2つ目のメイン「方程式の文章題」前半をいかに早く処理し、ここからの後半にどれだけ時間をかけられるかがカギになったであろう。2問ともよくある問題ではあるが、2つの個数を求める問題や過不足の立式はつまずく人が非常に多いところ。
中途半端な理解だと太刀打ちできないため、テスト勉強の段階で、しっかり理解してからテストに臨まないとこの手の問題は解けない。
大問13 方程式の文章題(道のりと速さ,個数)
大問13・14は2人の人物がいて、片方が遅れてく出発してから追いついたり、往復して追いついたりする問題。大問12は、片方の数をxとおき、もう片方を違う形で表して立式する問題。どちらも定番とは言え、道のりと速さの文章題も苦手な人が非常に多いところで、どんな式を立てればいいのか苦戦する人はとても多い。大問12同様の対策が必要不可欠。
総評
後半は先生の遊び心が随所にでており面白い。学校の授業もプリントベースで進んでいるらしいので、テスト勉強ではそういう配布されたプリント類も完璧しておくのが良い。基礎的な計算問題でしっかり点数を稼いで、文章題をどこまで得点できるかの勝負になった。文章題は、少し捻った問題も多いので、なぜそういう式になるのかを考えながら立式していかねばならない。パターン暗記でテストに臨んではならない。
とはいえ、計算問題も多めに出題されているので、いかにミスをしないかが大事にはなってくる。日頃の勉強で、時間を測って計算練習をしたり、ミスをしたら次同じようなミスをしないように反省するような勉強を心がけたい。