東京大学、通称 東大。
日本で最高峰の大学であり、その入試レベルも日本最高峰であることは言うまでもありません。
さて、その東大入試の得点が1次試験と2次試験の合計点、小数点以下第4位まで算出され、合否判定されているのをご存知だろうか。
つまり、東大で
ギリギリ合格した人と、ギリギリで不合格になった人の点数の差は
0.0001点
ということになる。
たった、0.0001点。
高校入試も、そこまでシビアでないにしろ、
一般的に、合格と不合格の差は1点と言われている。
さて、考えて欲しいのはここから。
この1点の差で受かった人と落ちた人に、
”実力”の差はどれだけあるだろうか。
考えれば、わかるね。
実力の差なんて、あってないようなもの。
もしかしたら、偏差値とかでは落ちた子の方が高いことだって往々にしてあると思われる。
じゃあ、この差は何の差なのだろう。
僕は、執念の差。
どれだけその子がその学校に行きたいと思っていたかの差だと思う。
試験時間、最後の1秒まで考え抜いたか。
チャイムが鳴り終わるその瞬間まで、見直しをしたか。
そういう、執念。根性。
もちろん、運の差でもあるかもしれないね。
休み時間で、たった1つの知識でも、それが試験に出た可能性だってある。
1週間前にやった問題がそのまま出たのかもしれない。
そうやって受かった人は皆。
口をそろえて、「運がよかった」って言うんだ。
しかし、その運の差さえも、執念の差だと、俺は思う。
何にもしてない人に、運はやってこない。
入試直前になっても自分が受かること諦めずに問題を解いてたり、休み時間でさえも自分が伸びることを諦めなかった行動に、運が回ってくる。
運さえも自分で手繰り寄せるものなのだ。
この話は、今の時点で、合格ラインぎりぎりの人に伝えたい。
君は今、ギリギリのライン。受かるか、受からないかの瀬戸際に立っている。
どっちの結果にも転ぶ可能性があって、不安になることもあるかもしれない。
それでも、最後まで諦めないと決めたのなら、
自分が受かる可能性を1%でも、0.1%でも上がるような執念を見せて欲しい。
そういう執念に、勝利の女神は微笑むものなのだと思うから。