【EIMEI】2024年度 中2生 第2回(3月)北辰テスト 英語 所感

#シマのブログ 2025/3/16




今日、北辰テストを受けた、中学生のみんな、

まずはよく頑張りました




初めての北辰テスト、だった人も多いんじゃないかな。







EIMEIでは、2年生のこの時期から、

基本的に全員北辰テスト受けるようなカリキュラムになっています!




志望校も各々書いたと思うので、

お家では高校の話題も挙がったんじゃないでしょうか?




そうやって少しでも今から、高校や偏差値への意識を上げることができたら、

この北辰テストの価値はとてつもなかったんじゃないでしょうか。



さあ、もちろん、

今日解いた各教科の弱点や今後の勉強の課題も見えてきたんじゃないでしょうか。


今日このシマのブログでは、2年生の英語の問題の所感を書いていこうと思います😊





大問1

リスニングの問題です!


やっぱり、リスニングが苦手な中学生は多いんじゃないでしょうか…

でも、それは当然です。


我々は日本語を使う日本人で、

生活の中に英語を話したり、聞いたりする場面はなかなかありません。



なので、リスニング力を向上したい人は、

たくさん英語を読んで、たくさん英語を聞きましょう!


そんなことできないよ、と思う人がいるかもしれませんが、

とっておきの題材があります。






それは、「教科書」です!


教科書の本文を声に出して、音読!

QRコードを読み込んで、聞いて意味がわかるかリスニングの訓練もできます!




定期テストにもそのまま出るので、一石二鳥ですね。

本文を暗記するぐらい音読しましょう。








リスニングの対策がわかったところで、

具体的な問題にも言及しておきましょう。




No.3 は「比較」が出てくる問題ですね。

これは情報を整理しづらい、かつ、よく出題されます。



比較級(-er)、最上級(-est)、原級(as~as)は、

英文法としても非常に重要なので、

よく復習することをオススメします!



課題を貰いに行きましょう;







No.5 にはloud「うるさい、騒がしい」という英単語が出てきましたね。

読み方は「ラウドゥ」です。



類義語で、

英検でもよく「文章を音読してください。」は、

Read the passage aloud.

と言われます。



aloud「声に出して」です。



それがわかれば、「聞こえづらかったので、もう一度お願いします。」というつながっていきそうですよね。






No.6 (2) ママ、パパ、そしてmy two sisters。

4人と判別できたでしょうか。






No.6 (3) リスニングで内容一致問題は難しいですよね💦

これは、他の問題ができるようになってから正解に挑む、くらいに思っていてください。





No.7 (1) 「(試合を)見る」はwatchが良いですね。


seeもおそらく正解になるんじゃないかなぁ💭 と信じてます。


ですが、look atは微妙ですね…



watch → じっと観察する

see → 眺める、景色として自然と視界に入る

look at → 振り向く、注目する

というような「見る」シリーズのニュアンスをおさえておきましょう!


No.7 (2) 正解のteamは放送はされませんでしたね…



ただ、「僕はElephantsの大ファンなんだ!」というセリフから、

バスケットボールのチーム名なんだなと判断できたかと思います。


大問2


語彙問題です!

最新の入試傾向を踏襲して、問3は軽めの英作文がありますね。

まだ今回は日英訳出問題なので、実は易しい方です…


実際は2文での英作文問題が入試では出題されます。





問2 (B)

「かく(書く・描く)」シリーズもまとめておきましょう。


write → 鉛筆などで文字を書く

draw → 鉛筆などで線で絵を描く

paint → 絵の具などで色をつける




問2 (D)

「集合する」 でmeetを聞く問題は、入試によく出る問題です!

覚えておこう!




問3

I hope [ it will be sunny ] that day.

この問題は、英語がしっかりわかっていないと解答できませんね。


英語の勉強が雑な人をあぶり出すための問題でした。

天気や時間のときの主語はit であったり、

that節だと気づいて主語+動詞がいれられる、

未来の表現としてwill beとできるか。



などなど、求められている力が盛り沢山です。


間違えた人は、助動詞やthat節などを復習しましょう!





この大問2は得点源にしないといけない問題です。

特に曜日や月名で落としているようだと、入試は不合格になります。

本当です。




今から、基本的な単語をおろそかにしない勉強をしてくださいね!



大問3

短い読解問題です!

舞台は日本の電車内でしたね。


優先席や女性専用車両など、公共交通機関である電車は、

誰にとっても快適に使えるように、という理念のもと、

様々な方策が取られています。



もちろん、それぞれには議論の余地が少なからずあるものなのかもしれませんね。







問1 3単現を忘れてしまった人、

大反省しましょう。



これをケアレスミスだと軽く考えていると、

大変な落とし穴にはまります。


間違えた人は強烈に頭に刻み込んでおくことをオススメします。

そんなミスで減点、減点…と積み重ねると、痛い目にあう未来が待っています。






問3 前置詞like「〜のように、〜と同じように」という意味ですね。

「好きだ」という動詞ではないですよ?



空欄Cの手前いある「周りの人が見えてなかったよ」ということを受けて、

「僕もイギリスではあなたと同じだよ。」

つまり

「僕もイギリスではあなたと同じように、周りの人が見えていないよ。」

ということですね。




ちょっぴり難しいですね。





問4 シンプルですが難しかった人もいるんじゃないかな。

これ、疑問文になると、突然難易度が跳ね上がるんですよね。


rightは「正しい」という形容詞で、

肯定文だと、

My Japanese was right.

これを疑問文にするので、wasが前に出ます。



落ち着いて肯定文をまず考える、というのが有効ですね。



大問4


読解問題でした!

これも入試と同じ形式ですね。



昨今、日本への外国人観光客が増加傾向です。

多すぎて、オーバーツーリズムという言葉もよく聞くようになりました。



それゆえ、日本は小さな島国にもかかわらず、

観光資源が豊富な素晴らしい国なんでしょうね。



大自然や雪、和食やアニメ、そして温かなおもてなしという文化。


シマも旅行するなら、断然国内です。




問1 新傾向ですね。

こういう問題はシマも嫌いです…笑



ただ各選択肢にちゃんとヒントが与えられています!


たとえば、

選択肢のウとエ。

shopという名詞にaとtheがついています!




a → 何でも良いから1つ = 初登場

the → その場にいる全員がわかる = 再登場


という冠詞の理解があれば、

エ → ウ という並びを断定することができます!




あとは、アのSo「だから」という結論を導くディスコースマーカーはヒントになりますね。




問2

動名詞が主語になる問題。

まず、大文字から始められなかった人、いると思います。

これももったいないミスですね…(このミスで4点減点は痛い…)



Choosing ~「〜を選ぶこと」という動名詞が導く主語は、入試によく出題されます。





問4

ここでも「比較」が出てきました。

not as ~ as … 「…ほど〜じゃない」は入試に超頻出。

私立校の入試では、これを比較級に書き換える問題も出題されます。


やはり、比較が苦手だな…

という人はこれを機に復習しましょう!

大問5

短い読解問題です!

オンライン交流会という場面設定で、自分の生活や趣味について、話が展開されています。


いまやオンラインツールを通して、世界のどこでも誰とでも、

映像を介して会話をすることができます。



電話線が発明された以来の革命期ですね。





問1 「なぜ?」と聞かれたら、探すべき合図があります!




① because

② so

③ to do (不定詞の副詞的用法)


よく①と②は言われますが、もっとレベルの高い問題に挑戦したい人は、

ぜひ③もおさえておきましょう。



「なぜ?」と聞かれた問題は、

これらを探すと、そこに答えの根拠が眠っています。





問3

これも日英訳出の英作文ですね。

実際の入試では、3文の英作文を書かなくてはならないところです。




ここでも、

①はthat節、②は接続詞whenという

「接続詞」の単元が問われています。



ここで得点できなかった人は、「接続詞」をきちんとおさらいしておこう!




まとめ

以上が、

2024年度 中学2年生 第2回(3月)の

北辰テスト 英語の所感でした!



どうでしたか?




まず、そもそもですが、

2年生のこの段階で「北辰を受けた」という事実が、

もう価値でしかありません。



きっとみんなの学校のお友達は、

目の前のことで精一杯で、

なかなか受験や偏差値、志望校のことを考えられていないと思います。



まずは、この北辰テストに挑戦した時点で、

埼玉県の同級生たちよりは、

頭1個分抜け出た、と言っていいと思います。



では、せっかく北辰テストを受けたので、

その価値を最大化させましょう。



結果は2週間後に返ってきますが、

この期間を待つ必要はありません。


だって、もう既に自分の手応えだけで、

何をするべきかわかったでしょ?




苦手な単元の課題を取りに行こう。



それが、さらに群を抜く受験生の勉強習慣だ。









今回、この回の北辰テストについて、

EIMEI-TOPの数学科・英語科の主任が、

解説や講評、偏差値予想をしました👀





今後の勉強方法についてもお話しているので、

ぜひ見てみてくださいね😊










また、今から難関校を目指して頑張りたい君へ。


茨の道を進んでいった先輩たちが、

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この記事を書いた人

しま ( 嶋田隆一 / Shima Shima English )

 EIMEIグループ英語科教務主任。グループ最難関講座 EIMEI-TOP「SS70講座」英語科講師。明成個別 ふじみ野・上福岡校塾長。
 中学時代、定期テスト学年1位を11回取り、北辰テストで偏差値78を取り、埼玉県2位に登り詰める。その後、川越東高校 理数科に特待生Aで入学し、センター試験(現 大学共通テスト)で英語200点満点を達成。そして早稲田大学 教育学部 英語英文学科へ進学。在学中に中・高の教員免許も取得。