中室牧子さんの新刊『科学的根拠で子育て』が昨日届きました!
前回の『学力の経済学』では、勉強を経済学の手法を使って測っていくという面白い試みで話題を呼びましたね。
私も当時読んで、とても面白いなぁと感じたことは覚えています。
特に、よくある「私はこうして子どもたちを東大に入れました」的な、個人の成功談は多くの場合、特殊なケースであって、真似しようとしたり、その言われたことをやったところで結果が伴うかが怪しいところ、、という観点です。
近年、科学信仰が強すぎて、何でもかんでも科学的じゃないものは否定して、科学的な根拠があるものが正しいという風潮も私は強く賛成はできないのですが、
とはいえ、一つの見方として「勉強」というものを、さまざまなデータを使って、より客観的に効果を測る取り組みとその結果は参考になる部分は多いです!
本書もまだ100ページくらいしか読んでいませんが、
・偏差値の高い大学に進学することによる年収の差はあるのか?
→結論、差はない
・非認知能力(学力テストで測りにくい能力)の高さが年収や幸福度を高める
→非認知能力には、主体性・勤勉性・協調生・開放性(好奇心)・メンタルなどが代表的なものとして挙げられており、それぞれがどの程度将来の年収や幸福度に影響するのかなども差があります。
などが書いてあります。
EIMEIでは、学力を高めることを通して非認知能力も高められるような工夫をたくさん実践してます!
私たちも、子どもたちを指導していく上で、少しでもこういったデータを頭に入れた上で、進路指導や学習指導にあたっていきたいと思い日頃情報収集をしています!
気になったところは今後また共有しますね!