センシティブな例からはいるが
今、末期がんで余命は2年
抗癌治療をすれば3年に伸びる。
数字で見れば2→3と増えることは良いことのように思う。
けれど、その伸びた1年は、抗癌治療の副作用でとても苦しい1年かもしれない。
数字に縛られすぎてはいけないよ、ということの例だ。
とかく、中高生は定期テストはもちろん様々な数字で評価されて比較されてしまう。
しかし、そもそもの点数をとる意義はなんなのか?
それを忘れてしまうと、数字を追うことだけが目的になってしまう。
より良い人生のための、手段だったはずが。
より良い人生とはなにか、それには何が必要なのか、これらを考えることは楽ではない。
数字を追い求める方が楽だ。
だから見失いやすい。
けれど、見失ってはいかない。
我が子が、なぜ高得点をとってほしいのか。
より良い人生を犠牲にして、
より良い点数を取ることがないように、
注意しておかないといけないんだ。
もちろん、数字は求めるものとしての目標としては必要だから、数字を追い求めることが悪いことではない。
でも、大事なのは中身。なんのために、何をするのか、なんだよね。