#シマのブログ 2025/1/22
今日は中学3年生たちが、私立高校の入試本番でした。
中学2年生はちょうど1年後、本番を迎えている。
中学1年生は、2年後だね。
みんなも想像してほしい。
入試前日、受験生たちの授業で、こんな話をしました。
テスト本番は、
何が起こるかわからない。
初めての入試の子も多く、
不安だけが膨らむ。
わからない問題が出たらどうしよう。
相性の悪い文章が出るかもしれない。
問題が難化して、時間配分が狂うかもしれない。
当日、お腹をくだしてるかもしれない。
当日、後ろの席の子が鼻ズルズルで集中できないかもしれない。
当日、緊張しすぎて手の震えが止まらないかもしれない。
想像したらキリがない。
だから、信じられるものは何だ。
それは、自分自身だろ。
そのために今日まで頑張ってきたんでしょ?
努力に見合った結果がなかなか出なくて、
でもそれでも努力をやめなかった。
少しでも点数が上がったら、
やっててよかったって嬉しくてたまらなかった。
頑張りきれない日もあって、
先生から厳しいことを言われて落ち込む日もあった。
でも、たしかに今日この日まで諦めずに積み上げてきたものがある。
蓄積してきた知識が、経験がある。
だから、自分を信じれば大丈夫。
そんな信じられる自分になるために頑張ってほしかったんだよね。
「自分は頑張ってきたから大丈夫。」と安心できるように。
だから自分自身だけは裏切らないでほしかった。
嘘をつかないで、
真剣に、没頭してほしかったんだよね。
それができなさそうな時は、厳しい言葉をかけた。
入試本番、その日のためだよ。
不安で押し潰れそうになっても、
確かに信じることができる自分が存在するように。
中学1、2年生たちも、
想像できたかな?
定期テストや北辰テストも似ているかもしれない。
本気の子ほど、不安は膨らむ。
そして入試本番、
「こんだけ頑張ってきたんだから、絶対大丈夫。」
と深呼吸できる堂々とした自分であるために、
日々、試されているのかもよ。