【みずほ台ASK】小学生の算数が完璧な中学生、全体の1割いるかどうか

どうもこんにちは、エイメイ学院のASKです✋️

 

辛口です

 

タイトルの通り、小学生の算数をちゃんと分かっている中学生

ASKの見立てでも「1割いるかな?」って感じです。

 

小数の余り計算とか、がい数とか、桁の概念とか、危うい人いっぱいいます。

 

小学生の算数って、簡単じゃないんですよ。

特に小学5年生が大きな関門です。逆にここをしっかり超えれば、小6の単元は消化試合的なところもある。

小学5年生のどこが難しいかって、やはり「割合」の登場

 

この抽象度の高さが、多くの子を算数嫌いにするキッカケ。

 

「小学生のころ、そこまで算数嫌いじゃなかったよ」っていう人

それはたぶんテストがないとか、出来るようにしなきゃいけない空気じゃなかったからだと思う

 

単元が終われば復習の機会はとくになく

テストの点が低いからといって、特に困ることもない。

 

好きでもないけど、嫌いでもない。勉強がそこまで自分ごとじゃない時期。

でも、それは後で返ってくる。

 

中学生になって、嫌でも勉強というものと向き合って、自分の苦手と正面から対峙しなくてはいけない。

その段階になって初めて「数学が苦手」と思い出す。

 

これが「中学校に上がってから全く数学がわからなくなった」という人の正体。

でも、苦手だと気づく、もっとずっと前から数学嫌いは始まっています。 

 

中学校の数学は、ほとんど小学校でやったことの焼き直しです

 

図形単元なんか特にそう。ルートが絡む三平方の定理や、しっかりと論証する証明問題を除けば

小学校のころに大方やっているのです。

 

だから、その習得具合により

中学、初学の段階で既に大きな差がついているんです。

 

小学校内容をちゃんと習得しているかどうか。

カラーテストで、毎回必ず9~10割取れていたかどうか。

 

エイメイ小学部では「算数やり直しコース」というのが始まります。

これは過去単元に戻って、苦手をイチから潰していくことが大目的ですが

既にそこそこ出来る、という人でも過去単元にもどって基礎からやるのはオススメです。

 

中学生の場合は、

なかなか一斉に復習というのは難しいです。どうしても時間がかかる。

1年かかることもあるかもしれません。

 

ただ、勉強に楽な道はないってことも、知っておかないといけない

他の人が頑張っている中、自分がサボっていたのであれば

それはどこかで取り返さなきゃいけないですよね

 

だから今、目の前の一つ一つを積み重ねていくことが大事なんですね。

そういうことを伝えていかねば。

この記事を書いた人

村上飛鳥ASK

どうもこんにちはエイメイ学院のASKです✋️
EIMEIグループ全体の数学科の責任者をやっています。普段はエイメイ学院みずほ台校舎に在中。
公立私立問わず毎日、数学の入試問題を解いています。定期テスト対策・公立高校入試から、難関私立・国立高校まで幅広くご対応いたします。
2024年度から中学受験にも参入。