1年生の1学期期末テストが終わる。
中間テストも、小学校のテストに比べたら、範囲も難易度も難しい。
今までは小学校で90点、100点取れていた子でも、
60点や70点になってしまうことも当たり前に起きる。
そして、期末テストは、その差がさらに顕著になってしまう。
露骨に言えば、みんな点数が下がる。平均点も下がる子が多いということ。
まずテストの範囲が広くなる。
1学期の中間は、やれ委員会決め、やれ体育祭、やれGWだなどなどで意外と進まない。
期末はそれに比べて、行事も休みも少なく一気に進む。
さらに、範囲自体は少なく見えても、英数は1学期中間の内容がもうすでに土台となっている。
だから、そのテストでそこそこの理解だった場合、
今回の範囲の理解ではなく、
以前の範囲の忘れによって点数を持っていかれることもある。
だから、まずは定期テスト返却に際して気をつけるべきことは、
点数はある程度下がるかもしれないという気持ちの面の覚悟を持っておくことだ。
それをしておかないと、頑張ったのに点数が下がったという感情の動きが「だったらやる意味がない」なんて極論に結びつきかねない。
感情が動くのはいいことだが、しっかり準備してコントロールしよう。
そして、結果を受け止めた後で、次回に向けてどうするか、だ。
今回のテスト勉強の質・量・心の反省はもちろんだ。
しっかりと振り返ろう。
点数だけで評価せずに、取り組みで前回より良いもの、前回よりも手応えが掴めたのなら、それは十分喜ぶべき成長だ。
しかし、それだけでは足りない。
人間は忘れる生き物だ。
つまり、中間の範囲も含めて1学期の総復習が必要であるケースが多いということ。
夏休みはそういう意味で絶好のチャンス。
もちろん、EIMEIとしてもその機会をしっかりと最大限活用させてもらう。
夏休みは、なかなか自分では向かい合いにくい復習もしっかりとやっていく。
さて、期末返却が終われば1学期の学習の総括ができる。
そこもまた自学自伸のチャンス。
感情、分析、行動、習慣、しっかりとして次回にちゃんと繋げていこう。