【水谷】失敗とは挑戦しないこと

いよいよ県立試験まで8日になった。

人生においての最も大きな失敗は

やろうと思ったことがうまくいかないことではない。

最も大きな失敗は何もやろうと思わないこと、だ。

すなわち、挑戦しないということ。

挑戦に失敗をつきものだ。

私たちが生まれてから立ち上がり、歩き、言葉をしゃべり、友達を作り、スポーツをし、歌を歌い、様々な活動していく中で、1度も失敗しないでそれができるようになった人はどれぐらいいるだろうか?

おそらく、私たちが人間である以上、失敗しないままできるようになることなどありえない。

しかし、当然、失敗には痛みが伴う。

大人になればなるほど、この痛みを恐れ挑戦することをやめてしまう。

勉強に関しても同じだ。

最初は、間違えることなど、恐れずに何度も何度もやってみる中で身に付けるのに

大人になっていくと、間違えることが自分の無能さの証明であるように、他者から批判されるような材料になるように、不安・不快な気持ちが先に立ってしまう。

だから、できることの範囲だけで、物事を進めようとしてしまう。

しかし、これをしていれば失敗もないが、進歩成長もない。

高校入試において、日ごろの勉強において、自分のできることしかやらないのは小さな安心を生むが、それこそが、長い目で見て最大の失敗であると言える。

だから、堂々と挑戦をしていい。

もちろん、リスクを考えずに無謀な挑戦をすることが正しいとは思わない、しっかりと考えるべきだ。

その上で、挑戦できる範囲のものであれば、果敢に挑んでいこう。

失敗をして命を取られるようなことではない。

毎日の勉強でも堂々と間違えそこから学ぶこと。

受験と言う大きな挑戦ですら、受験生全員が合格することなどありえないが、合格を目指して全力で挑戦をすること。

その過程で得た様々な知識や経験は、その結果が合格であろうと不合格であろうと、必ず血肉となり、その後の自分を支えてくれる糧となる。

改めて、日々小さな失敗をたくさん学ぼう。

そして、ほとんどの人にとって、人生で最も大きな挑戦である。高校入試に全力でぶつかっていこう。

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