【不登校について考える】 うちの娘が幼稚園に行きたくないと・・・

朝、少し早く目覚めてしまった年長さんプリンセス。

多少の寝不足。

そうなると不機嫌。

甘えモード。

いつも通りお迎えバスまで向かう時も抱っこをおねだり。
妹が生まれてから自分の方が抱っこが少ないと不満の姉プリンセス。笑
赤ちゃん還りほどではないけど、親の愛が欲しいのはわかる。

しっかり抱っこして楽しくバスへ。

しかし乗り込もうとすると、バスに乗っていた先生が担任じゃないから行きたくないとか、疲れてるとか、休むと言い始めてバスを待たせてしまう。

今までに何度もあった。

「ほら、早く行きな!」で解決がほとんど。

しかしその日のは、あぁ、多分ダメだな、と直感でわかった。

バスに先に行ってもらう。

その時にも決してわがままを通させない。
みんなを待たせるような迷惑をかけることは良くないと叱る。

行かないなら○○だよ、と姉プリンセスの脳に不快を発生させておく。

「やっぱり行く!」と泣きながら。

でも、バスはもういないから一旦帰宅。

子どもは単純だ。

休んだ方が幼稚園行くより楽しいと思われてしまったら(普通は思ってしまうのだが)、これは親の作戦ミス、失敗。

子どもがどうしてもごねるので、まぁ、今日くらいは休ませるか、と。

それ自体が悪い結果に結びつくわけではなく、大事なのはその後。

子どもが家にいて、例えばゲームをやっていたり、YouTube観てたり、遊んだりしているのをOKにしてしまうと良くない。

幼稚園に行かない日があったとしても、その日は、かなり制限をかけた日にすべき。

私はこう言います。

「幼稚園行く行かないと選べるものではないんだよ。何か理由があるならしっかり教えてほしい。体調悪いなら休まないといけないけど、家では安静にして、YouTubeやゲームはだめだよ。当たり前だよ。お友達は幼稚園に行っているときに、それは親として許可できないよ」
と、

たいてい、だったら幼稚園に行っていたほうが楽しそうだな、と本人は思います。

もちろん、小学生、中学生になってからではこうも単純ではなくなる。

もしいじめなどがある場合、過剰に精神に負荷がかかっている状態などもありえる。

ただ、不登校の始まりの一つである一種の怠けはこれで防げる。

親の判断と毅然とした態度が欠かせない。

この記事を書いた人

川上 大樹 HIRO先生