大井東中2年生の数学の問題解き、分析してみました!
全体的に単元から逸脱しているものはなく、
満遍なく範囲の単元から出題されています。
全体の構成として、初めは中1の復習、基礎問題から始まり、大問5や大問6で空間図形の利用、大問8で文字式の利用、大問8(5)は説明させるような記述式の問題が出題されました。
それぞれ大問ごとに見ていきます。
【大問1 小問集合】
ここは完答でいきたいところです。数学の基礎知識、公式などがきちんと頭の中に入っているのか試されています。
【大問2 単項式と多項式】
完答したいところです。(3)の次数のところはミスしやすいポイントなので気をつけましょう。
【大問3 資料の活用】
完答でいきたいところです。中1の範囲で特に難しい問題はありません。
【大問4 文字式の計算】
完答をしたいところです。(12)〜(14)少しだけ複雑な計算なので日頃から計算練習をして慣れておきましょう。
【大問5 回転体の問題】
(1)見取り図を書けたか。そこでイメージできないと次の問題も正答できません。切り口が入ってる体積ではなく表面積の問題なので、見取り図を正確に書いて、あとは表面積を一つずつ求めていければ正答できます。
【大問6 空間図形 体積の利用】
体積は同じなので、図2から体積を求めて、図1の高さを求めます。たしか学校のワークのC問題にも似たような問題が出ていたので、こういった思考系の問題に、例えばワークのC問題や塾教材のチャレンジ問題を解いて慣れておくのが良いかと思います。
【大問7 データの活用 相対度数】
(5)は説明する問題です。相対度数をどう利用するのはどのような場合かという、そもそも相対度数をどんな時に使うかを理解しておく必要がありました。これは教科書を読み込むというよりかは、しっかりと授業に参加をして常日頃から授業内容を理解しようとする姿勢の部分かなと思いました。
【大問8 小問集合応用レベル、式の値、説明問題など】
ただ公式に当てはめて解くのではなく、きちんと単元を理解しているか思考系の問題でした。ただその中でも(1)(2)(4)は丁寧に解いていけば正答に結びつくはずです。(5)はなぜ間違い無いのか説明をしなさいという問題で、その問いかけに対してきちんと答えないと、減点になってしまう問題かと思います。
平均点は50点代と低めでした。分析をふまえて、生徒たちには個々にアドバイスをしていきます!