【大井中2年理科中間テスト分析】ソヨカふじみ野

配点


【化学50点】知識:20点 思考:30点


【生物50点】知識:32点 思考:18点

まず、理科をとくにあたり大切なのが【前から解くのではなく得意な単元から解く】こと!


今回は化学と生物が出題範囲だったので、生物が得意なら後半から解くべき!

時間がなくてわかるのに解けなかったが一番もったいないので、そうした時間配分の戦略もとても大切。

□大問1 化学 鉄と硫黄の化合


実験操作の理由説明の記述問題が一問あり、それ以外の問題は非常に基礎的な内容を問われている。

硫化鉄は若干聞き馴染みのない化学反応ではあるが、しっかりワークなどで暗記できていれば得点できる出題内容。

□大問2 化学 鉄の酸化


こちらも特別難しいことは問われていないが、(3)(4)が【全て選べ】という問題なので、悩む生徒も多かったかもしれない。

基本的に全て選べのときに、答えが1つだけということはないので、わからなくても2つ以上は答えるようにしよう。

また、全て選べという文章を見落とす人も多いので、問題文を読みながら、【全て】のところに線をひくなどして忘れないよう心がけよう。

(6)の記述問題はやや難易度が高かったと思われるが、わからなくても質量の変化だけでも答えると部分点に繋がるので、最初から全て諦めるのはもったいないので気をつけよう。

□大問3 化学 酸化還元


この大問は酸化還元のメジャーな実験を取り扱っており、問題もシンプルなので得点源にしたいところ。

□大問4 化学 発熱反応吸熱反応


おそらく酸化還元や化合と比べ、学校やワークでもあまり大きく取り扱われない内容だと思うので、覚えきれていない人もいるのではないだろうか。

メジャーな実験が出題されているのでおさえておけば答えられると思うが、なおざりにしていたら答えを絞り出すのが難しいと思われる。

問われていることは基礎的なことなので、暗記しきれてるかどうかが鍵。

□大問5 化学 質量保存の法則


質量保存の法則の基本のみ問われているので、非常に易しい。ここは得点源にしたいところ。

□大問6 生物 唾液の消化


唾液の有名な実験。記述問題が2問ありやや思考力を問われる問題。問題文の読解力も問われている。

□大問7 生物 消化


消化器官が言葉ではなく図で表されているため、言葉だけで暗記していた人には難しかったかもしれない。

人体模型の図と器官の名称が一致しないと正しい答えが導けないため、図でも位置を覚えるように次回以降意識していってほしい。

また、(3)(4)は全て選べ、で特に(4)は食品の成分を自分で想像しないといけないため思考力が問われる。

他と比べると難易度の高い大問だったと思われる。

□大問8 生物 呼吸


肺呼吸に関する基礎的な問題。ここは得点源にしたいところ。

□大問9 生物 血液の循環


血液の循環を図で表されている上に名称がわからない状態での出題なので、図をしっかり暗記しておかないと答えが導き出せない問題。

特にこの血液の循環の部分は、動脈血/静脈血、肺動脈/肺静脈/大動脈/大静脈、動脈/静脈など似たような名前が複雑に関わり合っているので、暗記が得意な人でも覚えるのに苦労する単元だと思われる。

□大問10 生物  心臓


こちらも大問9につながるが、覚えづらい部分だと思うので、大問9の図を見て思い出してみるのも一つ。

全体的にひねられた問題はなく、ワークや教科書に書かれているシンプルな実験や内容が問われている。

暗記という点でいうと生物の方が暗記しないといけないことが多く、かつその中でも覚えるのが大変な消化や循環がメインで出題されていたため、化学よりも難しかった印象である。

化学は記述問題が多かったので、そこで点数に差が出たと思われる。

難易度も出題内容もどれもちゃんと勉強していればとれるテストなので、とても良いテストだと思いました!

p.s.

化学は計算問題がなかったのが印象的。

計算問題があったらもう少し難易度は上がっていただろう。

この記事を書いた人

飯塚豊(づかっち)