
全体の構成として、知識・技能が60点分。思考力・判断力・表現力が40点分。大問8以降は応用問題が出題されました。
知識・技能の問題でも今回の平面図形と空間図形の範囲では、公式を覚えていないと解けないので、今までの定期テストと比べると難しいと感じた人がいるかもしれません。
それでは大問ごとに見ていきましょう。
大問1~3
作図の問題が出題されました。全体的に基礎問題なのでしっかりと得点をしておきたいところです。大問3の(3)はエイメイでもやった円と接線の問題です。予想問題として、的中させましたが、円と接線の基礎的な知識があれば問題なく解けるはずです。

大問4~6
空間図形の名称や投影図の基本的な知識、位置関係などは基礎問題なので学校の授業をしっかりと聞いて、学校のワークをやっていれば問題なく正答できる問題です。

大問7
おうぎ形の弧の長さ、体積や立体や球の体積や表面積の問題が出題されました。こちらも公式をしっかりと覚えることと、おうぎ形の弧の長さと面積、体積と表面積をきちんと区別して覚えておくことが大事です。公式は覚えるだけでなく、それを使って解く練習をきちんとすることが大事です。
大問8~9
大問8では、移動の問題が出題されました。それぞれの移動の性質をきちんと理解をして、文章を追っていくことができれば正答することができます。
大問9では、おうぎ形の斜線部分の面積を求める応用問題でした。教科書の章末や学校のワークのC問題にあたります。大問9の(2)などは自分の知っている図形を使って、全体から部分を引いてあげる考え方を知っていれば正答できると思います。

大問10
円錐が転がる問題が出題されました。数学の空間図形の中では有名な問題ですが、円錐の底面の周の長さの周回分が円Oの周の長さになります。
また円Oの半径が円錐の母線になるのですが、同じことを聞かれていても聞かれ方が違うことで難しく感じられたかもしれません。思考力が必要な問題だったかもしれません。
大問11~13
大問11では、回転体の体積と表面積の問題が出題されました。おそらくワークで出題された問題です。解説動画を作り、生徒たちに送りました。一発で答えを出すのではなく、一つひとつしっかりと解いていくことが大事です。
大問12では、軌跡の問題と展開図からの四角錐の表面積の問題が出題されました。はじめて見る人が多かったかも知れません。正答率も19%、22%と低かったです。どちらの問題も実際にイメージができれば正答できると思いますが、イメージができないと厳しい問題だったかもしれません。
大問13では、空間図形の切り口の問題が出題されました。底面積を決定すればあとそこまで難しくありません。公式通りにやれば正答できる問題です。
今回は公式暗記をするだけでなく、それをきちんと使いこなせるかを求められたテストでした。応用問題が出題はされていますが、基礎問題も多く出題されていますので、まずはその部分をきちんととることが大事です。
正答率が高く30%以上は必ず解き直しをしましょう!できない問題→できるに変えるのが勉強です。定期テストでも同じです。
もしわからない問題があればづかっちのところへ持ってきてくださいね!
