【鶴瀬校】テスト分析 藤久保中2年 理科

大問1 消化

消化器官や消化酵素の内容について1問1答形式で出題。記述問題もなく、知識を覚えていれば解ける問題なので確実に得点したい。

 

大問2 光合成

実験を通して、光合成の役割や石灰水やヨウ素液などの試薬を問う問題。実験は定番の対照実験としてよく見る問題。比較しながら問題が進んでいくため、何と何を比べていてどこに注目しながら解いていかないといけないかを意識して問題を解くようにしたい。

 

大問3 人体のつくり

血液の流れをメインに、大問1同様の一問一答形式で28点分出題。柔毛の利点について記述問題が1つだけあるが、それ以外は教科書や問題集の知識でそのまま解ける問題。ただ覚えるだけだと、量も多く大変なので、どういう理屈でそうなっているのかまで理解して勉強できると暗記がスムーズになるはずだ。

 

大問4 感覚器官

耳や目などの感覚器官にまつわる問題が18点分出題。虹彩・網膜・うずまき菅など目や耳のつくりの名前と役割を覚えている必要がある。特に、網膜上にはどんな像が結ばれるかについては、1年生の「光」の単元ともリンクして理解している必要があり、差が出る問題といえる。

 

大問5 蒸散

大問2と同様、実験を通して葉の気孔で行われる蒸散のメカニズムや維管束の位置について問われる問題。基本的ではあるが計算問題が出題されており、正答率は他の問題と比べれば低くなることが予想される。実験をする際の注意事項も、問題として出題されている。

 

大問6 血液の流れ

おそらく一番差がつくであろう大問。動脈血や肺動脈など、役割は全然違うのにややこしい名前が乱立しているため、浅い理解でいくと返り討ちにあう。血球などもちゃんと暗記して、その役割なども理解しておきたいところ。

 

総評

全体として、教科書レベル・問題集レベルの基本的なことを問われる問題で構成さえれているため難易度は高くない。問題量も多くないので、時間的な制約も厳しくはない。正しく知識を暗記できていれば、高得点も取れるでしょう。 

 

理科は実験を通して出題されることが多いため、ただ知識を覚えるだけでなく、何のための実験か、その実験で得られることは何か、実験をする際の注意事項も、理解することを心がけよう。あとは、インプットとアウトプットを何度も繰り返し、テストで聞かれたとき戸惑わないぐらいに知識を自分のものにしよう。

この記事を書いた人

横山 眞己

エイメイ学院数学科・EIMEI-TOP代表の横山です。
EIMEI-TOPは難関公立受験をサポートする塾として、富士見市・ふじみ野市・川越市で結果を出してきました。浦和・大宮・浦和一女など公立上位に限らずお茶の水女子大附属、早稲田本庄、中央大附属など難関私立も直接の指導実績あり。日々、数学の入試問題を解き自己研鑽に励んでいます!