【よこボヤ】家で勉強できない理由

家で勉強できない、勉強しないという相談・悩みが最近増えているように感じます。

 

同じように、悩んでいる保護者の方も多いと思いますので、その原因と対策を書いておきたいと思います。 

 

 

「家で勉強しない」原因

家で勉強しない理由は、95%で

いや、98%で、これで間違いありません。

 

 

スマホ

 

 

もう一度言います。

 

  

スマホです。

 

 

 

昨日あった、個人的に衝撃的な生徒とのやりとりを紹介します。

 

 

 

横山「どうせ家でゲームばっかりしてるでしょ!?」

生徒「してないよ!1カ月以上してない、ゲーム禁止されてるし。」

横山「え?スマホのゲームやってるじゃん!」

生徒「スマホはやってるよ!こっちは制限ないし(笑)」

 

 

これには、開いた口がふさがりませんでした。

 

 

子にも親にも「ゲームはダメなものだ」という認識はあっても、子どもにとってはスマホとゲームは全く別物で、何時間使っていても、何をしていてもいいんだという感覚。 

 

これは、その子の成績を上げなきゃいけない立場としては、恐怖にも近い感情を味わいました。

(だから、このブログを書こうと思ったわけですが。。。)

 

 

ぜひ、お子さまがいる保護者は、自分の子がどれぐらいスマホを使っているか、「スクリーンタイム」で見ることができますので、確認してみてください。

 

「こんだけ使ってたら、家で勉強できないわ」と、納得できるかもしれません。

 

実際、スマホを1日1時間以上使用した子どもたちの成績はどんどん下がっていくという相関関係があることは科学的にも証明されており、脳科学的にもテレビを長時間見た子どもたちは思考や言語を司る脳の部分(前頭葉)の発達が悪くなることもわかっています。

 

 

スマホも同様だと考えられますが、その危機感や意識が、親にも、子どもにも薄いことが、まずいです。

 

 

今の中学生の9割以上がスマホをもっています。小学生から持っている子も多い時代。

この時代の流れには逆らえないですし、実際、連絡手段を越えて、スマホはなくてはならないツールになりつつあります。

うまく付き合っていくのが大事だと思います。

  

では、どうすればいいか。スマホ対策

まずは、子どものスマホの主導権は、親が握っていなければいけません。

お金を払っているのは親ですから、子どもにスマホを与えてるというより、「今、貸しているだけ」というスタンスが大事だと思います。

 

安心ロックみたいなセキュリティ面だけしておけば大丈夫と思う人もいるかもしれませんが、今の子たちは大人よりスマホの扱いがうまいです!ありとあらゆる抜け道を見つけ出して、突破してきます(笑)

 

なので、スマホをみせろと言ったら、見れる状態であるべきだと思っています。

子ども達を守るために。

 

 

そして、テスト期間など勉強に集中するべき期間は、時間を決めて“隔離”するのがいいと思います。

 

 

エイメイで、タイムラプス勉強を推奨してるのもスマホと距離を置くためです。

 

 

また、「タイムロッキングコンテナ」という時間制限をつけて隔離する方法もあります。

みんな悩んでるからこそ、こんな商品もたくさん出ているのですね。

 

 

 

なお、エイメイでは勉強に集中してもらうために、スマホ回収BOXがあります。

 

これに置いて、勉強をスタートするのです。

通知が来るのも気が散りますからね、物理的な距離、”隔離”が一番有効な解決法かと思います。

 

 

だらだら書いてしまいましたが、生徒たちがうまくスマホを扱えるように、塾としてできることはしていきたいと思います!

この記事を書いた人

横山 眞己

エイメイ学院数学科・EIMEI-TOP代表の横山です。
EIMEI-TOPは難関公立受験をサポートする塾として、富士見市・ふじみ野市・川越市で結果を出してきました。浦和・大宮・浦和一女など公立上位に限らずお茶の水女子大附属、早稲田本庄、中央大附属など難関私立も直接の指導実績あり。日々、数学の入試問題を解き自己研鑽に励んでいます!