小説、いい文章だったね。
生徒の一人が、今回読んだことのある小説だったとのこと。
この作家さんの作品が好きなんだって。
好きな作家さんの文章が本番出たら嬉しいよね!
今回は、元医師の話。
自分は、元理学療法士で、
医師ではないものの、
医療従事者として、
「人生を預かる」責任の重い仕事
だと思っていたな。
もちろん、塾の講師というのも、
生徒たちの人生を預かる、
責任の重い仕事。
生徒たちの成長に、全力を尽くすよ。
さて、ここから問題ごとのポイントをまとめていく!
大問1、小説
登場人物の心情がセリフによってリアルに描かれており、本文の理解は易しい。
また、問題も比較的易しいので、時間をかけずに解きたい。
1.書き抜き問題
傍線の近くに解答があるため、前後文を活用して見つける。
2.記述問題
前後文、指定語句を活用し、組み合わせる。解答にあたる箇所のどの部分を活用するかがポイント。時間をかけずにまとめたい。
3.選択問題
選択肢以外は本文から読み取れないため、これは落とせない問題。
4.記述問題
前後文、指定語句があり、解答に活用できる。字数指定が短いので必要箇所をシンプルにまとめるのが大切。
5.選択問題
選択肢の「適切なもの」が読み取りやすいので、消去法で消し、「適切でない部分」を本文で素早く確認する。
大問2、語句、文法、会話文
1.漢字
難易度高め。「豊沃」は取れたら差がつく。書きも、漢字自体は簡単だが、思い出せそうで出せないものが選ばれている。
2.文法
主語を選ぶ問題は、単純な問題は少なくひねりがあるので十分注意したい。
3.熟語の構成
漢字同士の関係を見る。異なるものを選ぶのは難しくない。
4.会話文
四字熟語は周りからその意味に当てはまる内容を素早く読み取る。
(3)の難易度が高い、二択から絞る上で根拠を読み取るのが難しい。ここで時間を使いすぎないように注意。
大問3、説明文
文章量は少ない。具体例も分かりやすく、筆者の主張も読み取りやすいが、問題の難易度は低くない。
後半の問題で時間を要するので、他の大問でいかに時短できるかが鍵になる。
1.選択問題
過去と今の文化の違いを把握し、「傍線の文化=人間と自然の共存する文化」を理解すること。
2.記述問題
「どういうことを言っているか」は、内容の言い換え問題なので、傍線と解答がイコールになるように意識して本文を探す。指定語句もヒントにしながら解答を出し、最後に前後文と合わせて読み、論理の通った文になっているかの確認が必要。
3.選択問題
本文の確認範囲は小さいので、選択肢をしっかりと前後に分けて、一つひとつ吟味すること。なんとなく全体を見ているとミスが出る問題なので注意。
4.記述問題
筆者の主張を読み取る問題。接続詞に注目することで、筆者の主張は読み取れるが、指定語句を活用してまとめあげるのに時間を要する。要約力が大事。
5.選択問題
「適切でない」部分がさりげなく作られているため、どれも正解に見える問題。それを見逃さずに読み取れるか。選択肢のキーワードになる部分から、本文箇所を素早く特定して、選択肢を分割して本文と照らし合わせる。
4.古文
古文は先に問題を見ること。訳の大ヒントが1.4にある。それを読んでから本文を読むこと。
問題は、主語を問う問題で勘違いをしないように丁寧に場面を把握すること。その他の問題は落としてはいけない問題。
5.作文
グラフの読み取り問題。読み取る項目が多いので、自分が体験として書きやすい項目を素早くチョイスすること。
書くべきテーマが、グラフとほぼ同じなので、読み取った項目を活用し、〜を特に話し合っておきたい。とまとめると良い。
全体の所感
前回の6回の平均点が70点を超えていたので、それと比べると当然下がる。
ただ、大問2の一部と、大問3の難易度が高いものの、その他は易しい問題も多いので、取れるところで着実に得点したいところ。
国語は時間が不足する子もいるので、時間との戦いになる子に関しては、得意な問題から解くのも手かなと。
なお、作文は毎回の書く型を決め、5分~7分くらいで書けるようになっておくと◯。
引き続き、頑張っていきましょう!