北辰テストの結果が返ってきますね。
この北辰テストは、夏休み明けの1発目の模試。
夏に必死に勉強した人ほど、今回の模試の結果にはドキドキしているものだと思う。
8月の半ばのTOP-TIMESでも書いたのだが、この9月の模試でたとえ思うような結果が出なかったとしても、悲観的になる必要は全くない。むしろ、悔しいと思うならそれをプラスのエネルギーにして次に進む必要がある。
そもそも夏の受験勉強というのは、基礎を積み重ねる時期であるが、基礎を完璧にしたとして偏差値に直結するものでもない。
基礎がなければ解ける問題も解けないが、基礎があれば入試問題が解けるわけではない。
今まで抜けていた基礎が夏の期間で補填され、偏差値が上がる人も当然いる。
でも、ここから得点力をつけていくには、実践問題を通して弱点補強をしていく必要がある。
これこそが真の受験勉強であり、
この真の受験勉強をするための、準備をしていたのが夏の期間だったわけだ。
ここから実践形式に触れる機会も一段と増えていくだろう。
その時
この夏で学んだ点と点が線で繋がっていく。
だから、夏の勉強の効果が数値として出てくるのは、10月以降だと思っている。
さらに言うなら、この夏の期間必死に頑張っていたのは、君だけじゃない。
君の同じ志望校を目指すライバルも、君より勉強が苦手なあの子も、学年1位のあいつも、この夏の期間で必死に勉強していたのだ。
偏差値が周りとの差を表す数値である以上、みんなと同じことをやっててもダメ。
本当に差が付くのは、部活が無くなって自由になった夕方の時間や土日。
つまり、学校が始まった2学期だと心得よ。