【よこボヤ】批評家にならぬために。

ただいまエイメイでは、三者面談期間。とはいえ、もうほとんどの家庭は終えた段階だが。

 

 

三者面談は、希望の進路の確認をして、現状の確認をして、今後の方針を立てる。

 

 

そんな、三者面談の中でよく話題になるのは、学校の三者面談の話だ。

 

「志望校を言ったら、厳しいからランクをもっと下げたとこにしなさい」と言われたと報告を受けることがある。

 

前提として、学校批判をしたいわけではない。その言った先生も、もっと勉強に打ち込めるように発破をかけようとしたのかもしれないし、現状足りなくても、応援してくれる先生もいるという話もたくさん聞く。

 

 

ここで大事なのが、

目の前の数字を見て、このまま受かるかどうかを判断するのは決して難しいことではない。

ということ。

 

 

学校ごとに目安の偏差値や内申点があって、それと今出てる模試などの数字で実力がわかれば、「受かる」「受からない」はすぐわかる。

 

 

でも、それを伝えるだけで終わってしまったら、ただの批評家にすぎない。

 

 

その子の成長角度を正確に判断して、希望の学校に届くために必要なことをアドバイスして、その経過確認までするのが、プロの先生としての役割だと思う。

 

 

 

今年の三者面談で、

 

「足りてない」状況は同じでも

 

 

今のまま頑張ってれば大丈夫だよと励ますような言葉をかけた子もいるし、

 

 

今のままじゃ受からないから、これとこれとこれを確実にやりなさいと、厳しい言葉をかけた子もいる。

 

それは、その子自身の性格、現状の本気度、今の成長角度を見て、伝える言葉を選んでいる。

 

 

ただ、厳しいか大丈夫かを伝える面談には絶対にしない。厳しいなら現状はもちろん伝えるけど、アドバイスもした上で、ちゃんとその後行動できるまで見る。

 

 

 

3年の最初で必ず伝えることがある。

 

 

「エイメイは安全な受験を勧める塾ではありません。その子の行きたいと思った志望校を全力で応援する塾です。」と。

この記事を書いた人

横山 眞己

エイメイ学院数学科・EIMEI-TOP代表の横山です。
EIMEI-TOPは難関公立受験をサポートする塾として、富士見市・ふじみ野市・川越市で結果を出してきました。浦和・大宮・浦和一女など公立上位に限らずお茶の水女子大附属、早稲田本庄、中央大附属など難関私立も直接の指導実績あり。日々、数学の入試問題を解き自己研鑽に励んでいます!