最近の理科の入試について、EIMEIグループ理科を代表して鈴木ことちんたんが全体の傾向をお伝えします!
埼玉県公立入試まで残りわずかとなった今、最後の追い上げをかける際の参考にしてください!
一番大きな事実として、ここ5年ほどの傾向として、埼玉県の理科は文章量がどんどん増加しています!
2018年には問題用紙が10ページだったものが、
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2024年の入試では14ページにまで増加しました
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さらに1ページ内の情報量も増加中・・・
写真はどちらも天体を扱った大問の比較です・・・
ページ数が1.5倍になりました!
それにともない、事前の理科の知識だけで解ける問題が減ってきています。
地道にコツコツと理科の知識だけを詰め込んでも対応できる問題が減ってきてしまいました・・・
試されるのは、「読み取る力」
長い文章を読んで、何を言っているのかをその場で理解して適切な回答をする
グラフの表す数値が何を意味するのかを理解して使いこなす
そんな力を試す問題が増えて来ています。
だいたい知識で解ける問題が40点
内容の読解に関わる問題が30点ほど
科学的な文章や、表やグラフなどの数値を読む読解力の戦いになります!
受験生からしたら嫌な変更かもしれませんね
ただ、本質的な科学的思考力を試す良い問題でもあります!
読み取る力を伸ばすためには、時間制限を設けて解く練習をしたあとは、
「この文章が何を言っているのか」を完璧に理解できるまで何度も何度もゆっくり、丁寧に繰り返し読み直すことが大切です。
受験が近づき焦りが出てくる時期ですが、
急がば回れの精神で、着実に能力を鍛えて行きましょう!
文章を読んでも何を言ってるのかイマイチわからないときは、ちんたんまで遠慮なく声をかけてください!
LINEなどでもOKです!
最後のスパートで点数を上げるためにもなりふり構わず頑張っていきましょう!