三者面談後のお電話。
お父さんから
「学校では面談で下げろといわれたのに、なんで塾ではそのままで良いと言うんだ!無責任な指導するな!」
と怒鳴られたんですよ。
これにはこちらも黙っていられない。
大喧嘩ですよ。
こっちの情報を甘く見るなよ、と。
無責任だと?
だいたい、どっちが無責任だよ。
安全な高校へ下げさせて、「進路指導」の責任から逃げているのは学校の方だろ。
俺はその生徒をしっかり見ていた。ここ最近、その子が伸び始めていたし、やる気に満ちていたんだよ。
これは合否に関わる大事な要素だ。
さらに、俺たちは塾独自のデータから、合格するにはこうだ、とアドバイスをして、合格可能性は高い、と言った。
これ、勇気いるんだぜ。プロとして。
逆に、無責任ならできないでしょ。
結局はその子の判断で志望校を下げて受験することになった。
予想通りその子は伸びていて
入試では、点数開示によると、上の学校も余裕でトップ層合格できる結果だった。
悔しかったなー。
まあ、最後は本人が決めたことだから仕方ないが、
なんか、無力感を感じたな-。
第1志望をチャレンジするか、妥協するか、進路決定にギャンブル要素がある。
良くないよこれ。