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ある日、お母さんにお手伝いを頼まれた たかしくんは、いいことを思いつきました。
日曜日の朝、たかしくんが二階から降りてきて、朝食の食卓に付いた時のこと。
たかしは、お母さんのお皿の横に、一枚の紙を置きました。
お母さんは、それを読んで不思議そうな顔をしました。
けれど、すぐにいつもの優しそうな顔に戻って、くり返しその紙を読みました。
読み終わったあと、お母さんは何も言いませんでしたが、にっこり笑いました。
お昼の食事の時になって、お母さんはたかしくんのお皿のわきに、500円をそっと置きました。
たかしくんはそれを見て、「上手くいった!」と嬉しくなりました。
ところが、
お金と一緒に小さな紙切れが置かれていました。
たかしが取り上げてみると、それはお母さんからのせいきゅうしょでした。
それを読んで、たかしくんは、はっとしました。
1回、2回…。
くり返し読むうちに、涙があふれてきました。
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もし、いま不自由なく、幸せに過ごせていると感じられるなら
それは、誰か周りの人が支えてくれているから。
自分を一番近くで支えてくれている大切な人を、大切にできているかな?
ちょっしたお菓子やお花を買うでもいいし、
メッセージカードで「ありがとう」を伝えるでもいいし、
ちょっとお家のお手伝いをするでもいい。
普段感謝を伝えられていないなら、
こういう日を大切にしよう!
今日は、母の日です😊
#ちびぬま先生のブログ