#よこちんのブログ
僕の父親は建築関係の仕事をしていて、
子ども時には「この建物は~」「あの柱は~で…」みたいな話をよく聞かされていました。
その父親の話で、印象に残っているのが
「阪神・淡路大震災」の話でした。
平成7年1月17日に関西を襲った大地震。毎年1月17日になれば、TVでも黙祷をおこなうように、その被害者の人数は想像を絶します。
父親は、当時その瓦礫などの撤去作業をするボランティア活動に参加したようでした。
当時を振り返って父親が「あの大震災があったから、今の建築物はより丈夫になったんだ」といっていたのです。
内閣府のサイトを見ると、確かに
「直下の大規模地震にも耐えうるよう、各種施設等の耐震基準の見直し」など様々な改善がなされたようです。
↓↓↓
http://www.bousai.go.jp/kaigirep/chuobou/senmon/kongo/1/2-5-02.html
その後に起こった、「東日本大震災」では、地震による倒壊・火災の被害は著しく減少しています。(津波による被害が大きすぎたのですが…。)
このように日本の法律が整備され、現代の私たちがある程度の地震に対しても安全に暮らせるのは、阪神淡路大震災のおかげにほかなりません。
コロナに関しても同様のことが言えます。
コロナも、たくさんの被害者を出した大災害です。
世界中でたくさんの人がなくなり、今でも僕らはマスクをつけたままの生活を強いられています。
しかし、コロナが世界中を混乱の渦へ巻き込んだことで、世界は進化しました。
エイメイという一つの塾においては、zoomを利用したオンライン授業、YouTubeを利用した動画のコンテンツが一気に充実しました。
コロナの前もあったものですが、コロナのおかげで使わざるを得ない状況において、進化したのです。
社会では、テレワークが進んだり、テイクアウトの需要が増え発展したり、、、。
いつだって何かが進化・発展するときには、犠牲が伴います。
犠牲と進化を繰り返してきた過程が、現代へとつながっているのです。
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さて、うちの社長がTwitterで「コロナありがとう」と書いたことで炎上しました(笑)
もちろん、社長も本位で言ったわけではなく、すぐに謝罪をしているのですが。
この発言に関して言えば、誤解を招く疑いようのない間違った発言です。
先ほど挙げた内閣府のサイトに、「阪神淡路大震災、ありがとう!」とでも書いてあったら、、、。(笑)
不特定多数の人が見るもので、犠牲者を軽視してるような発言はとても許されるものではないということでした。
進化において犠牲は欠かせませんが、
その犠牲に対しては感謝ではなく、敬意で向き合うべきであり、
犠牲があっての進化は、今を生きる人の責務かもしれません。
そんなことを思った、昨日今日。
炎上はヤダね!!