#よこちんのブログ
9月から始まったSS60も、気が付けば5回目。
まだ少し暑かったころから、すっかり季節は冬になってきた。
公立入試まで約100日。私立・国立入試はもっと近い。
SS60の受講生に向けて、この100日をどう過ごすべきか。こんな話をさせてもらった。
SS70の生徒。EIMEI-TOP生はぜひ読んでほしい。
保護者様もぜひお読みください!
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君たちは、勉強が楽しいかい?
これに、「はい!」と頷ける人は少ないと思う。
勉強って大変なことの方が多いし、うまくいかないことの方が多い。
出来るならば、やりたくない。だらだらしたい、もっと寝たい。
それが、受験生の本音。
そしてそれが、殆どの小中高生の本音だと思う。親や先生からどんな教育をされようとね。
でも、巡り巡って、
勉強が楽しくない理由っていうのは、至ってシンプルだと僕は思う。
楽しくない理由。
それは、君が勉強ができないからじゃない?
今君が、勉強がうまくいってないからじゃない?
耳が痛い人もきっといると思う。しかし、これが真実だ。
人生において、
勉強でも、スポーツでも、部活動でも、仕事でも同じことで、
「楽(らく)」をし続けるのって、すごく簡単。
でも、「楽(たの)しく」あり続けるのはとても大変。
スポーツでも、練習しない方が楽だよね。
仕事も、しないほうが楽だよね。
僕も、今の塾の先生という仕事は、楽しいし、毎日やりがいも感じている。
しかし、大変なことも多い。
これは、塾の先生に限らず、全ての仕事において言えること。
勉強が楽しくないのは、すべからく自分が勉強ができないからだから。
今、仕事が楽しくないなと感じている大人がいたとしたら、
それはきっと仕事がうまくいってない、つまり「仕事ができていないから」だと思う。
じゃあ、スポーツでも、勉強でも、
楽しむためには何が必要か。
何かを楽しむためには、
自分の実力に真摯に向き合うことが必要なんだ。
自分が今できないこと、楽しめないことから逃げてはいけない。
自分の弱さを知ること。
何ができて何ができないかを知ること。
そうやって、知った先にある快適さを味わった時、初めて勉強が楽しいって思えるんだ。
SS70は、数学の解答が配られない、たった10問の問題に10時間かけて取り組む人がいる。
SS60はどうか?正直、2時間以上かけてる子なんかいないよね?短くて30分とか?下手すりゃ、写してる人もいるだろね。
でも、そうやって。
自分の実力と真摯に向き合ってない人って、絶対勉強がつまんないと思うんだよね。
一方、10時間かけて数学の問題を解いてる人。きっと苦しいはず。やってる瞬間は逃げ出したくなるかもしれない。それは、自分の実力に真摯に向き合ってるからこそだ。
けど、解けた瞬間、やりきった瞬間きっと、めちゃくちゃ楽しんでると思う。快感なはず。
勉強に真摯に向き合うこと、努力すること。
それが、「楽しむ」ために必要なのではないかな、と僕は思う。
でも、一度、力をつければ、そのあとはずっと楽しいままかといえば、そうではない。
スポーツとかで例えると、わかりやすい。
頑張って、辛い練習をして、ずっと勝てなかったライバルに勝つことができた!
その瞬間はきっとものすごく楽しいと感じるはず。
けど、さらに練習すればするほど、「できない」ことにぶつかる。
やっとの思いで県大会に出場できたとしても、次は関東大会、全国大会。
また、試合を重ねれば重ねるほど、勝てない相手と対戦することになる。
できることが増えて、今までなかった強さや実力をつけて、
楽しむことができたとしても、また、負ける。
楽しくない時はやってくる。
それは、上には上があるから。
勉強でも全く同じことが言えますね。
1次関数の難しい問題を解けるようになっても、もっと難しい問題にぶつかる。
どうせ楽しくなくなるなら、やっても無駄??
ううん、違う。
上には上があること、さらに先があることを知ったうえで、何かができるようになる“瞬間”を楽しむんだ。
勉強を楽しめる人は、勉強ができるようになる瞬間を知っている人だ。
サッカー(をすること)を楽しめる人は、サッカーができるようになる瞬間を知っている人だ。
仕事を楽しめる人は、その仕事がうまくいく瞬間を知っている人です。
その瞬間があるかないか。
それが、楽しいか、楽しくないかの分かれ目だと、僕は思う。
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これを聞いてた生徒たちは何を感じ、行動してくれただろう。
欠席で聞けなかった人はもったいなかったね。
あと、100日。何かを変える必要なんて全くない。
ただ、ひたすらに、目の前のやるべきこと、超えるべき壁。
それと真剣勝負する。
真摯に向き合うこと。
それを100日続けなさい。
きっと、楽しい瞬間に出会えるから。