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思いを言葉に綴る、
全員が熱気を帯びて、真剣に。
この瞬間が、俺は大好きだ。
激励会。
それは、
エイメイ最大の行事であり、
生徒が
新しい自分をスタートさせる日。
先輩から、
受験期の苦悩と葛藤、
そこから逃げずに自分と向き合い努力し、
受験を乗り越えた先にある、
輝かしい未来が語られる。
その背景には、受験期も、
そして今も努力し続ける姿がある。
その姿を自分と重ね合わせ、
自分もそうなれるか
いや、
あんなカッコいい先輩のように
自分もなりたい
そう思ったはずだ。
そして数日経った今。
君は何か変われているだろうか？
俺には後悔がある。
会で語ったが、
大切な人の人生を、変えてあげられなかった。
もう、そんな後悔はしたくない。
だから、目の前の君たちに、
全力を尽くしている。
そして、
毎年、受験を終えた生徒に
伝える言葉がある。
君たちには、
高校を全力で楽しむ資格がある。
それだけの努力をしてきたから。
今年も、そのセリフを俺に言わせてくれ。
動くべきときは今だ。
変化の実感がないのであれば、
声をかけてほしい。
北辰テストの結果出ずに、
悔しい思いを伝えてくれた生徒がいた。
「悔しいから頑張る」と。
俺も同じくらい悔しい思いだった。
だから伝えた。
「俺も頑張る」と。
それから、毎日報告が始まった。
平日でも、多い日には6時間勉強
土日は10時間勉強
実感する、自分の成長。
達成感が気持ち良くなってくる。
身体に疲れはあるだろうけど、
心は生き生きとしている。
成長を感じる。
嬉しい。
でも、この子は特別じゃない。
この文章を読んでいる君と、何ら変わらない。
自分の人生に対して自覚を持って、
本気で向き合うことを決めただけだ。
その覚悟を、
持つことを、この日決めたはずだ。
一歩を踏み出そう。
重い重い一歩かもしれない。
でも、この一歩が、
君が憧れたあの背中に追いつくための、
初めの一歩になる。
大丈夫。
君には、必ずできるから。
大切な生徒の思い。
保護者様からの熱い思いも。
