自学自伸の四本柱
(2)自学技の習得
①適切な問題集参考書の選定
さて、生徒自身が自分で学んで自分で伸びていくために、まず、適切な問題集や参考書の選定が大事です。
サッカー初心者にいきなりオーバーヘッドキックの練習をさせてもできるわけありませんし、サッカーが嫌いになること間違いなしです。同じように、勉強していくには、適切なレベル、適切な内容の問題集や参考書を選ぶことが大事です。
これは、生徒や保護者の方だけでは難しいところがあります。学校が用意した副教材、市販の教材、塾専用教材など、世の中にはたくさんの教材が存在します。これらの教材はピンからキリまであって、レベルも内容も様々です、必要としている本人に合うものを、それなりに教材知識のある詳しい人(学校の先生、塾の先生など)にアドバイスをもらうのが一番です。
②解説の扱い
自学を進めていく段階で、解説を適切に扱えない子は100%伸びません。
問題を解いて、答え合わせだけする生徒もいますが、解説が大事なんですよ。間違えた問題の解説を読んで理解する。解説が理解できなければ、適切な質問をする。そうやって伸びていくんですよ。
そもそも、解説がしっかりしていない教材は使えません。我々塾講師が教材選びで大事にするところです。