【EIMEI-TOP】答えを見たら負け。

#よこちんのブログ

 

昨日、第3回のSS60&SS70の講義を終えた。

 

今回は中間テストと時期が重なり、中間テストの勉強と受験勉強の両立に苦しむ生徒も多かったのではないか。

(まあ、本来どちらも区別するべきものではないが…。)

 

それでも、多くの生徒が課題や講義に真剣に取り組んでくれた。

僕ら講師も、君たちのその心意気と思いに全力で応える覚悟がある。

 

講義の最後に、数学科総責任者 ASK先生から話があった。

 

それは君たちがこれから数学の力をぐっと伸ばすために必要な心構えだったように思う。

 

その中で紹介された1人の先輩。

EIMEI-TOPのイベントでも数回登壇してもらったことがある先輩だ。

 

その先輩は、県内ナンバーワンの進学校・県立浦和高校に入学。

そして、高校3年生の時、同校の数学のテストで学年1位を取り、

「大学への数学」という専門雑誌に名前を載せたりした。

 

そして、現役で東京工業大学(理系の東大ともいわれる大学)に進学した。

 

 

そんな輝かし経歴をもつ先輩が、どのように数学の力を伸ばしたのか。

 

それは、たった一つの心構え。

「答えを見たら負け」だと思ってる。

 

受験勉強をしていると、近道を考えたくなるものだ。

どうやったら早く解けるようになるか、簡単に解ける方法はないか。

そういう風にしていると、大して考えることもせず、解説という最短ルートをを見て納得しておしまい。

 

ASKもその話の中で言っていた。

「自力で答えを導かない限り、数学の力は一生つかない」

 

ゴールへの最短ルートを求めること、実力を伸ばすという点においては最大の落とし穴になる。

人間は”楽”をしたい生き物だから。仕方ない。

 

それさえもわかっていたからこそ、先輩は自分に言い聞かせてたんだと思う。

「答えを見たら負けだ」

 

自分の頭で考え、たとえ遠回りだとしても諦めず答えを出す。

最短ルートを知る(解説を見る)のはそのあとでも遅くない。

 

必死に考えよう。あきらめず粘り強く。

 

それが、高校受験だけでなく、大学入試にも続く、力をつけていくための心構え。

どんな高校に進学しても役立つ心構え。

 

その話を受けて、感想をくれた子が何人もいたね。

       

 

 

時間の限られた受験勉強という中で、見落としがちな落とし穴。

君たちはひっかかるな!!

この記事を書いた人

横山 眞己

エイメイ学院数学科・EIMEI-TOP代表の横山です。
EIMEI-TOPは難関公立受験をサポートする塾として、富士見市・ふじみ野市・川越市で結果を出してきました。浦和・大宮・浦和一女など公立上位に限らずお茶の水女子大附属、早稲田本庄、中央大附属など難関私立も直接の指導実績あり。日々、数学の入試問題を解き自己研鑽に励んでいます!