be動詞のウラばなし 〜be動詞の意味は?〜

#しまのブログ 2020/8/12

 

今日はbe動詞のウラばなし。

 

b美

「わたしたちってさ、

中学校で1番最初に習うけどさ、実は、

英語の動詞の中でいちばん難しいんじゃないか

って言われてるんだけど、どう思う??」 

 

 

e郎

「たしかにー! ぼくたちって、

 

現在形だとam、is、are の3種類、 

 

過去形だとwas, were の2種類、 

 

さらにbeenとbeingがあって、

 

そして原形がbe…。 

 

 

多いわ!!!頭おかしなるわ!!!!」

 

 

 

b美

「それはあなただけだけど、でも難しいよねー。

 

だから、1年生のいちばん最初から少しずつ勉強するんだ。」

 

 

e郎

「たしかにー!3年間に分けて勉強するね!

 

それでさ、ぼくたちの意味って、

[です、ます]

なんでしょー?

 

b美

「[です、ます] かーー。

 

それだと不便な時があるんだよねー。

実は、もっとしっくりくる意味があるよ!!

 

 

 

 

知りたい??」

 

 

e郎

「知りたい!!!!!!!!!」

 

 

 

b美

「実は、be動詞の本当の意味は、

 

[=(イコール)]

なんだよ!!」

 

e郎

「イコール!?!?

日本語じゃなくて、記号なの!?」

 

b美

「そうそうそう!!そんなイメージ!!

 

例えば、

✧ I am happy.

 

この文は、[私=幸せ]、だから日本語に

訳すと、[私は幸せです。]になるよ!!

 

だから、[私=幸せ]の関係が成り立っていれば、

どんな訳でもいいんだよね!

 

 

[私は幸せだ。] でもいいし、

[私は幸せでござる。] でもいいし、

[私は幸せよ。] でもいいし、

なんなら、[拙者は幸せで候(そうろう)。]

でも問題なすび!」

 

e郎

「候って…。

でも、be動詞が[=]って考えれば、

英文をうしろから返って訳す必要がないね!!

 

英語の本来の語順のまま意味がとれるから

すごい!!

 

 

他にも、

✧ The man is a doctor.

 

この文は、[その男性=医者] だから、

日本語に訳すと[その男性は医者だ。] になるし、

 

✧ Books are on the desk.

 

この文は、[本 = 机の上] って考えれば、

[本が机の上にある。] ってわかるね!!

 

てかこれ[です、ます] で覚えてると不便!!!」

 

b美

「そうだよね。

 

be動詞の意味は、[です、ます] というより、

[は、が] の方が近いよねー。

 

 

be動詞が[です、ます] で不便な例をもういっこ。

  

1. これは大きな机です。

2. この机は大きいです。

 

これを書き分けるのって、

ちょっぴり難しいよね。

意味はほ~ぼ一緒だし!」

 

 

e郎

「なるほど!!!

 

be動詞が[=] なら、

1は、[これ=大きな机] 

だから、This is a big desk.

2は、[この机=大きい] 

だから、This desk is big.

になるのか!!!

  

おれたちってすごい!!!!!!!」

b美

「いや~。

ほんとわたしたちって特別なんだよね。

 

いろんな姿に変身するし、

意味が [=] だったり、

ふつうの動詞と違って、

否定文・疑問文の時は、助動詞みたいな

動きをするし…。」

 

 

e郎

「でも、なんだかよくわかった気がする!!

 

あ!!

 

✧ You must be tired.

これは、[君は疲れているに違いない。] って意味になるけど、

もう、[です、ます] じゃ対応できないね… 。

[あなた= 疲れている] じゃん…。」

 

 

 

 

★今日のウラばなし★

・be動詞の意味は、

[=(イコール)]

 

 

 

 

b美

「でも、ほんとはね、

✧ I am happy.

で、[人間=感情] になるのは、ちょっとおかしいよね。」

 

e郎

「つき詰めるとやっぱ、難しいね。

抽象的にとらえようとするのは大事だけど、わかりやすいところで止めておくことも大事なんだね。笑

 

もっと、自分で調べてみよっかな。」

この記事を書いた人

川上 大樹 HIRO先生