宿題の本当の意味とは

昨日1年生の授業

 

正直に言うと宿題を全員が完璧にやってきていると言う状況ではない

 

でもこれは毎年のことだ

 

そもそも小学生の時に宿題をやると言う生活リズムがついていない子も多い
漢字練習、計算ドリル、自学を進めるなど

 

ただ中学校からは宿題をやる習慣を身に付けないとどんどん授業の内容が進み、わからないまま先へ先へと進んでしまう

 

宿題とは、そうならないための復習の機会、忘れないため、自分のためにやるなどが一般的に挙げられる例だと思う。

 

でも授業のときには違う視点から宿題について話をした。

 

宿題=信頼関係

 

宿題は、先生が生徒一人ひとりのことを思い、考え、
この子たちならこれぐらいの難易度、問題数はできそうだ。

最近は体育祭もあるから、そんなにたくさん出すと負担になってしまうかもしれない。
など、生徒たちの普段の生活リズムまで考えて出している。

 

それなのにもかかわらず、平気で失くした、忘れた、と言うなと。ひどい子なんかは
親に捨てられた。とまで言う。

 

宿題を捨てる親がいるはずがないと思っているが…😅

 

子供たちは怒られないために必死にその理由を探そうとする
一生懸命考えた中でそれなりの答えを用意し先生にぶつけてくる

 

でも、そんなの単なる言い訳だ

 

中には同じような環境でしっかり取り組んでいる子もいる
1週間の忙しいスケジュールの中、うまく時間を見つけてできる子もいる

みんなにはそうなってほしい

 

だからあえて厳しい言葉をかける時もある。

 

そこまで考えて用意している宿題を、そんな軽い気持ちでたった一言で済ませるな

 

その言葉を聞くと先生たちも残念な気持ちになる
大げさに言うと裏切られた気分だ

 

もし友達と約束をしていて、自分は待ち合わせの時間通りに来たのに、友達が遅刻をしてくる。
何分も待ったのに、平気な顔で言い訳をしてきたらみんなはどう思う?
嫌な気持ちになるよね

 

それと同じことだ

 

だからみんなもそれぐらいまで考えられるようになってほしい。

 

ただ人間だから忘れてしまう時もある
その1週間がすごい忙しくなってできない時もある

 

もしできなかった時、忘れちゃった時は
正々堂々しっかりとそのことを伝えなさい
変に言い訳をするのではなく、こういう理由でできなかったからいつまでにやってくる!

 

だってその方が前向きじゃん、お互い嫌な気持ちしないじゃん

 

キムは宿題を忘れることに対しては怒らない

 

でも、言い訳をしたり、嘘をついたりしたときには怒ることがある
それはみんながずるい人間になってしまうから

 

怒られないためにはどうしようと言う考えが働くようになってしまうから

 

そんな人間にはなって欲しくない
素直にいろんな人の考えが聞けて、自分の言葉でしっかり説明ができ、素直に行動に移せる子になってほしい。

 

来週は全員が
宿題やってきたよ!と笑顔で報告をしてくれることを楽しみにしている。

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