【ふじみ野校】要領というバケツ

#シマのブログ 2021/6/24

 

 

 

人には、

 

“要領”

 

というものがある。

 

 

 

 

 

それも悲しいくらいに。

 

神様は不平等だとよく言ったもので、

 

要領がいい人もいれば、悪い人もいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水汲みたいと思った時に、

 

バケツで水を汲める人もいれば、

 

小さなスプーンしか持っていない人もいる。

 

 

 

 

コップはあるけれど、底には小さな穴が開いてる人もいる。

 

ナベを持ってきたけど、大きな穴が開いている人もいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも、

いつまでもそれを嘆いていても仕方ない。

 

 

 

人より、一度に汲める水の量が少ないなら、

 

人よりたくさん時間をかけるしかない。

 

 

 

 

汲める水の量が少ないのに、時間をかけないのであれば、

いつまで経っても汲めないままだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1回読んだだけで単語を覚えられる子もいれば、

 

 

100回書いても忘れてしまう子もいる。

 

 

 

 

ただ、苦手なのがわかっているのに、

練習する時間をとらないのは怠惰だ。

 

 

 

 

要領は簡単に大きくできるものじゃない。

簡単にはスプーンをバケツに交換することはできない。

簡単には底に開いた穴を埋めることはできない。

 

 

 

 

でも、

 

頑張って水を汲む練習をすれば、

 

要領よく水を汲む方法を見つけられるかもしれない。

 

 

穴を直せる方法を見つけられるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

いつか、とてつもない努力で、

スプーンが湯船と交換できるかもしれない。

 

 

 

 

 

まずは、ペンを手にとって

やってみないと!

 

 

 

 

この記事を書いた人

しま ( 嶋田隆一 / Shima Shima English )

 EIMEIグループ英語科教務主任。グループ最難関講座 EIMEI-TOP「SS70講座」英語科講師。明成個別 ふじみ野・上福岡校塾長。
 中学時代、定期テスト学年1位を11回取り、北辰テストで偏差値78を取り、埼玉県2位に登り詰める。その後、川越東高校 理数科に特待生Aで入学し、センター試験(現 大学共通テスト)で英語200点満点を達成。そして早稲田大学 教育学部 英語英文学科へ進学。在学中に中・高の教員免許も取得。