#シマのブログ 2021/6/24
人には、
“要領”
というものがある。
それも悲しいくらいに。
神様は不平等だとよく言ったもので、
要領がいい人もいれば、悪い人もいる。
水汲みたいと思った時に、
バケツで水を汲める人もいれば、
小さなスプーンしか持っていない人もいる。
コップはあるけれど、底には小さな穴が開いてる人もいる。
ナベを持ってきたけど、大きな穴が開いている人もいる。
それでも、
いつまでもそれを嘆いていても仕方ない。
人より、一度に汲める水の量が少ないなら、
人よりたくさん時間をかけるしかない。
汲める水の量が少ないのに、時間をかけないのであれば、
いつまで経っても汲めないままだ。
1回読んだだけで単語を覚えられる子もいれば、
100回書いても忘れてしまう子もいる。
ただ、苦手なのがわかっているのに、
練習する時間をとらないのは怠惰だ。
要領は簡単に大きくできるものじゃない。
簡単にはスプーンをバケツに交換することはできない。
簡単には底に開いた穴を埋めることはできない。
でも、
頑張って水を汲む練習をすれば、
要領よく水を汲む方法を見つけられるかもしれない。
穴を直せる方法を見つけられるかもしれない。
いつか、とてつもない努力で、
スプーンが湯船と交換できるかもしれない。
まずは、ペンを手にとって
やってみないと!