みずほ台塾長物語 第4話

2011年3月4日に隣駅に鶴瀬校舎が開校した!

エイメイにとっても、自分にとっても、当時の塾長にとってもみんなにとって新しいスタートとなり、

さすがの塾長戦略で、無料体験の電話はひっきりなし!

飛び込みの説明、大きな説明会で50人の体験生が集まったのだ!

そんな嬉しい気持ちも1週間後にはすべてが崩れ去るような事が起きたのだ。

そう、3月11日東日本大震災。

多くの人が、多くのものを失い、日本がどん底に叩き落された。

しかし、それでもなんとか踏ん張り前を向いていた。

決して下を向かず、弱音を吐かず、自分たちができること、

それは、学びをやめないこと、学びの場を提供することだった。

計画停電が予想されるときも懐中電灯を教室に置いて、

暗闇の中でも楽しみながら授業してみよう!など、

多くの工夫が飛び交った。

そして何より大きかったのは全員がこの困難を乗り越えようとする気持ちだった。

当時は今のように先生たちは多くなく、2校舎掛け持ちの状態で授業を進めていた。

当然自分も授業を持ち多くの体験生に全精力を注いだ。

自分の担当クラスは、悔しくも1人だけ入塾には至らなかった。

その悔しさは今でも覚えている。。。

 

 

《つづく》

この記事を書いた人

宮永 裕介