自分の自信が打ち砕かれたこの時期、
正直何をしていいかわからなかった。
毎日鳴る退塾の電話。落ち込んでいても授業はしなければいけない。
心のどこかで引っかかるものがありながらの授業をしていた。
当時の生徒たちには本当に申し訳ないと思っている。
それでも、何をしていいやら。。。
そんなとき、開校して忙しいのにもかかわらず
毎日のように塾長はみずほ台校舎に来てくれて、いろんなアドバイスをしてくれた。
物理的に明るく!という意味で、必要のない看板もつけてくださった。
本当にありがたかった。そして自分は、誰よりも長く校舎にいてやれることをやろう!
そう決めたのだ。プランターやテキスト棚、看板の内側などの細かいところの掃除から、
生徒の名簿の確認、ついつい物で溢れてしまうデスク周り、神棚の管理、できることは何でもした。
《つづく》