私は、子どもたちを指導していくときに、
3K
を大事にしています。
あ、3Kって、「きつい、汚い、危険」の3Kじゃないですよ。笑
中身は
感謝
好奇心
向上心
の3つ。
どれも学びをしていく上で必須だと思います。
感謝というのは、学べることそのものに感謝することです。
言い古された表現ですが、
実際に世の中には学びたくても学べない人もたくさんいる中で、学べる環境があります。
塾に来られるにも保護者様の助けも無ければ不可能です。
さらに、先人たちが残してくれた叡智にふれることができることへの感謝も忘れてはいけません。
感謝がなければ学ぶことを悪のように感じる誤ったマインドセットになってしまいます。
学べることはありがたいことこの上ないのですから、感謝は忘れてはいけません。
次の好奇心。
簡単に言えば「おもしろい!」「すごい!」と思えること。
何でもかんでも冷めて「どうせ〜だ」「〇〇なんて学んで意味がない」
そんな態度では学びは楽しくありません。
無知の知という言葉があるように、人間は謙虚になれば自分が知らないことがたくさんあることを自覚できます。
そして、知らないことを知ることは楽しいことのはずです。
謙虚な気持ちを忘れて何でも知ったように振る舞うことで、学ぶ大変さから逃れることはできます。
しかし、それ以上に学ぶ喜びも犠牲にしてしまうのです。ああ恐ろしや。
最後の向上心。
人間、現状維持を望んでしまうもの。今のままがラク、今のままでもいい。
そうやって向上心を失ってしまうと、どうなりますか?
自分の能力は伸びず、できることも増えません。
でも、時代は変わるし、年齢も経ていくと、社会から求められることも増えていきます。
能力が伸びず、これらに応えられないと自分に対して自信を失ったり、自分は無力な人間だと絶望し始める。
ときに、社会や他人を批判し始める。
でも、そんなことしていても世界は変わりません。
自分が変わるしかないのですから。
常に自分を高めていくことが、自分に自身を持って、自分の人生を豊かにしていく上では欠かせないのです。
さてざっと紹介しましたが、
この3Kの精神を持ちつつ、しっかりと学べる生徒になってほしい。
まずは自分が率先垂範です。頑張っていきましょう。