塾に通えることは当たり前?じゃないよね

数年前、カンボジアの孤児院へ行った。

写真は孤児院の子どもたちと撮った写真。

カンボジアはアジアにある貧しい国。

行った目的は、勉強を教えるため。

孤児院は、親がいない家庭の子どもたちが預けられる施設のこと。

だいたい年齢は小学生から中学生まで。

みんなと同じ年頃の子もいた。

いざ、勉強を教えようと思っても、その子たちにはノートやペンがない。


念のため、日本で買っていたから、そこで寄付したんだけどすごく喜んでくれた。


「勉強を教える」と言ったら笑顔で授業を受けてくれた。

日本語を教えて!という子もたくさんいた!

日本語を知れば、仕事をする機会が増えるからだというのをあとから知った。

そこの孤児院は壁っていう壁はない。

クーラーも当然ない。

教科書もない。


そんな環境が悪い中でも、文句は誰一人いわずに熱心に勉強していた。


カンボジアの孤児院にいるこの子たちは塾にはお金が払えないので通えない。


カンボジアには、勉強したくてもできない子どもたちがいっぱいいた。


一方・・・


エイメイには立派な机もあるし、筆箱の中にはシャーペンも入っている。


クーラーのきいた教室で勉強をすることもできる。

教材もある。

わからないところは質問できる先生もいる。


それが当たり前だと思っている。でも…

今、自分たちがどれだけ恵まれている環境にいるってこと、気づいてほしい。


当たり前のことが当たり前じゃないってことに、気づいてほしい。

夏期講習は、通常授業より授業時間が多い。

授業時間が増えた分、通常授業料と夏期講習費を合算して、夏期講習費としてかかる。

夏期講習費は大金だ。

づかっちの家は貧しかったし、弟もいたから母親が大変だったのを知っている。

そのお金の重みをみんなは知ってほしい。

どれだけのお金を稼ぐのが大変か。

おうちの人に感謝の気持ちを持つ。

そして、感謝の気持ち行動に移す。

夏、何事にも一生懸命に頑張りましょう!

部活にも勉強にも何事にも。

一生懸命に頑張る姿をおうちの人は見たいんじゃないかな。

この記事を書いた人

川上 大樹 HIRO先生