文章題(方程式、関数の利用応用)のコツ

 

 

各学年、数学では○○の利用、
文章題とか

そういうのをやっている時期かと思います

例えば比例もそうだし

一次関数も二次方程式も二次関数も
文章題が出てくる時期です

この時期は本当に苦しむ生徒も多くて

えーちょっと余談ですけれども、
中一なんかでここまではものすごい

順調に計算なんかもできるし
方程式の計算なんかもできる解ける

誰よりも一番解ける。速いという子が
急に一次方程式の利用

文章題で躓くことがあるんですけど

一概には言えないかもしれないですけど

経験上「あれ君公文やってた?」
なんて聞くことがあります

公文やってた子は計算なんかは
ものすごい得意だし早いし正確だし

ただ機械的にめちゃくちゃ
解くんですよね

なので方程式の文章題とか比例の文章題

そういうとこでつまずく子が
多いんですよね

算数数学を甘く見ているというか

じっくり考えて答えを出すということ
に慣れていないんですよね

分からないですけど

公文はとにかく早く次へ進みたくて

早く答えを教えてとかいう子
が多い印象です

あとは早く終われば早く帰れるとか

それがご褒美になっちゃってる子も
多い印象です

残念ながら深く考えたり粘ったり

どうしても答え出したいという気持ち

欲求を出させたりっていうのは
あまりできてないような印象です

補足ですが、
くもんはとても優れたものだと思います

しかし使いかたを間違えると
危険ということです

 

さて本題に入ります

えーこのなになにの利用文章題で

苦しむ生徒もとても多いんですけど

あの日本語を方程式や数式に変換
していくことが苦手なんですよね

このコツはやっぱり一段ステップ
を設けることだと思っていて

文章題からまずは

日本語で方程式を作ってみることが
大事だと思っています

この練習をたくさんさせた方が
いいのかなと思っています

例えば上の問題で言うと文章題を
一度日本語の式に変換するという

ステップを挟むと

例えばこのAさんの残りの所持金
イコールBさんの残りの所持金の二倍で

次にじゃあ千九十円引くノート三冊
を買った分なので引く

Bさんは六百円なので六百円引く
ノート二冊の

代金の二倍こんなふうにステップ
を設けることによって

方程式の文章題の方程式を作れる
ようになる訓練になる

と思っています

このクッキーの問題なんかは

この(1)の方がヒントになっていて
当たり前ですけど

ステップを設けてくれてるんですけど

このワンステップがあった上で
次の問題に行く

そのステップの一つとして
さっきから言ってるように

日本語でまずは式っぽく
してみるってことが

すごい大事だと思っています

チョコレートの合計金額+
クッキーの金額で

二千六百四十円だった。
文章を自分の中で読んで理解して

それを式にしてみる日本語で

そこから次のステップで数式
を用いて方程式を作る

そういうことが必要なんじゃないかな
と思っています

あと方程式や関数の文章題で
何気に大事なのが

何をxとくということですね

あのこれはテストの時とかに
減点されちゃうから

書かなきゃという風に
軽く見ている人も多いんですけど

この何を十九課で始めることが
ものすごい大事で

これは難しい文章題でも

この何をエックスとおくかを
しっかりやることによって

解いていく道筋が
見えてくるんですよね例えばこれは

 

この七番。長方形の縦の長さを
エックスとするとなんていう問題です

けれどもこれは長方形の

長方形の縦をエックスとして

長さが五十センチのひもなんで縦を
エックスとすると

これをちゃんとスタートにすると

じゃあ何が必要かが頭の中で
分かってくるんですよね

ヒントは長さ五十センチの紐と面積
ということなんで

考えれば面積は縦掛ける
横なんで縦をエックスとする

これをちゃんと起点にすると

じゃあ横を知りたいという
風になります

横を知りたいという風になったとき

このヒントの長さ五十センチ
というのを使って横の

長さを表せないかな

その時にやはり最初の縦を
エックスとするというところが

ものすごい大事なヒントに
なるんですよね

なので何をエックスとするっていうのを

最初にしっかり明記して
頭に置いておくということが

方程式を解く方程式の
文書方程式の文章題を解く
コツのひとつです

そしたらそのエックスを使って

問題文に出てくる数字の
関わりを方程式に変換させていけば

方程式や関数の利用応用文章題
は比較的解きやすくなると思います

 

この記事を書いた人

川上 大樹 HIRO先生