小学部の自学

生徒たちには毎回の授業で『自学』について話をしています。昨日も算数の授業で話しました。

勉強を嫌がることなく、自ら学ぶ生徒たちは学習習慣が身につきやすく、何も言わなくても学ぼうとすることができます。当然、結果も出ますね。

なので、学年が早い段階から自学の意識を持ってほしいと思い、話をしています。

そもそも

勉強はやらされるものではなく、自分でやるものですね。

授業のなかで

親や先生から「勉強をやりなさい!」と言われて、みんなやる気になる?もしやったとして、本当に身になると思う?

(みんな横に首をふります笑)

対して、強制的に勉強をさせると、、、

勉強してるフリ、理解したフリ、誤魔化したり嘘をついたり、結果的に表面はやってそうに見えて、実は何もやってないじゃん!という負のスパイラルに陥ってしまいます。

強制的に勉強をやらされた生徒は、目先の結果は良くてもいつか止まります。あと伸びしません。(そんな生徒を見てきた経験があります)

かといって、何も言わなかったら何もやらないですよね、特に小学生は。

(ただ、一部の生徒はやるかもしれません。たとえば、中受組の6年生の男の子は自分から夜遅くまで勉強をしています。)

なので、エイメイ学院があると思っています。

エイメイの中では生徒一人ひとりとじっくり向き合い、ど真剣に語ります。

なぜ学ぶのか?

どうやって勉強したら良いのか?

問題につまずいたらどうしたら良いのか?

やる気が出ない時はどうしたら良いの?

第3者のいわゆる外の師匠から伝えたほうが効果的に伝わりやすいというのが今の年頃の生徒たちなのかなと思っています。

(自分もそうでした💦)

そういう話を聞いてすぐに行動できる生徒もいれば、中学生になってから目標を見つけて行動できる生徒もいます。

15年以上教育の最前線にいて、勉強嫌いはたくさん見てきましたが、成長嫌いの生徒は誰ひとりとしていませんでした。

生徒たちの心の成長をすることで、自分を見つめ直し、勉強は誰かからやらされるものではなく、自分のものとして捉えることで、自学できるようになっていきます。

言葉にすると簡単そうに見えますが、決して簡単なことではないです。

生徒に話をしても、なかなか思うように行動してくれなくて、僕もくじけそうになる時もあります。

それでも、生徒たちを全員成長させたい。大人になった時に活き活きと社会で活躍してほしい。

信念を持って生徒たちに接していきます。

この記事を書いた人

飯塚豊(づかっち)