テストを受けてもらうと、
その子が授業をどれぐらい理解しているかよくわかる。
しかし、
授業では、理解できていても
テストで点数が取れるとは限らない。
1回1回の授業では、理解できているし
問題も解けているけど
テストになると解けなくなる”あの”現象。
その罠に引っかかる生徒をたくさん見てきた。
原因は、簡単。
練習不足、経験不足。
これに限ると僕は思っている。
授業では、
解き方が示され、その解き方に沿って問題を解けばいい。
ゲームでいうなれば、
敵の特性にあった武器を渡された状態で、敵に挑むことになる。
だから、その場では解けるのも当然。
しかし、テストはそうはいかない。
どんな風に問題を解けばいいかは示されていない。
そして、様々な解法が入り混じる。
テストは、
授業で習った様々な解法という武器を
敵の特性にあったものを選ぶことから始めなければいけないのだ。
だから、授業で理解したつもりになっても、
テストでたくさんある武器から、その問題にあう適切な武器が選べなければ、
当然点数にはむずびつかない。
似たような武器もある・・・。
(武器を持っている時点で、実力はついてるけど。)
で、それを解決するためには
テスト形式で実践を積み重ねるしかない。
問題集で演習するのも悪くはない。
しかし、問題集はあらかじめページの中で
どの解法を使うかが示されてる場合が多い。
武器を磨くことはできても、武器をえらぶ練習はできないのだ。
だから、
実践に近い問題を解くことが大事だと思っている。
はじめの方はできなくてイライラするかもしれない。
だけど、それを積み重ねていくことで
どんどんテストに対応できるようになっていく。
それをテスト勉強の中でできるかが
結果を出すために必要になってくることだろう。