経験学習という言葉を知っていますか?
人間は色々な方法で学びますが、実は学びの70%は経験学習からと言われています。(以下の絵ではビジネスパーソンと書いてありますが、子どもだって同じですね。)
つまり、自分で経験してないことは10のうち3しか理解できていないということです。
テスト等が返却された後、世の中の多くの保護者様、多くの先生は思うはずです。
「あれだけ言ったことが全然できてない!!」
って。
残念ですが、これは当たり前なのです。
あれだけ”言っても”だめなんです。
失礼を承知で書くと言えばできるんだったら、みんなすぐできるようになります。
じゃあ、言っても意味ないのか?というとそうではないです。
言うことが大事です。具体的にどうするかを言うのではなく
大人ができることは、言って聞かせることではなく、
実際に子どもたちが経験した後で、
体験を振り返ってもらって、
何が大事なポイントだったのかを教訓にして
次に向けて実践させることです。
強く言って反省のフリをさせることでもなければ
「こうした方がいい」と具体的なアドバイスをまた言って聞かせるのでもなく
子どもたちが自学自伸していくためのきっかけを作ってあげることが大事なんです。
だから、EIMEIではこういうものも使ってしっかりと振り返りをします。
そして、それから毎日、授業でその反省を意識してもらうべくこんなものもあります。
子どもたちも、大人のわたしたちも人間です。
少しずつ、自分で経験しながらしか成長はできません。
どうしても焦ってしまう気持ちもわかりますが、焦ったところで成長するのは子どもたち本人、自学自伸をしていくしか方法はありません。
テスト後はこういった機会を作りますので、お子様の成長が気になる方はぜひお声掛けください。
共に子どもたちの自学自伸を見守っていきましょう。